仮想通貨の「カレンシータイプ」と「アセットタイプ」とは?特徴や違いを徹底解説!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

そういえば、仮想通貨って発行できる上限が決まっているんだよね?

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

そうよ。発行者もいないから、株式みたいに新しく発行することもできないの。

カネット XXX(表情名入力)カネット

ただ、全ての仮想通貨がそうとは言い切れないヨ。仮想通貨の中には発行者がいて、上限を後から変えられるものもアル。今日はそれを詳しく説明するヨ!

仮想通貨は「カレンシータイプ」と「アセットタイプ」と呼ばれる2種類に分けられるのをご存知でしょうか?

仮想通貨投資をするときに、興味を持った銘柄がどちらのタイプかを知っておくことも大切。選ぶタイプによって、特徴や今後の役割なども違うため、それに合わせた投資計画が必要になるからです。

そこで今回は、仮想通貨のカレンシータイプとアセットタイプの違いを確認していきましょう。

仮想通貨のカレンシーとアセットって何?

仮想通貨の「カレンシータイプ」と「アセットタイプ」の違いを知るために、まずはそれぞれについて詳しく確認していきましょう。

カレンシータイプの仮想通貨

カレンシータイプの仮想通貨には、下記3点の特徴があります。

  • 発行者がいない
  • コンピューターによるマイニング(=採掘)で発行される
  • 発行数には上限がある

カレンシータイプの仮想通貨は、コンピューターのアルゴリズムによって、新しい通貨(=コイン)が発行される仕組みになっています。

アルゴリズムとは、コンピューターで計算を行うときの「計算方法」。つまり、予めプログラミングされた設定に沿って、コンピューターによるマイニングが行われ、コインが発行される仕組みになっているということです。

そして、この仕組みには人が介入することはできず、決められた発行数以上のコインが新しく生み出されることはありません。

カレンシータイプの仮想通貨に代表されるビットコインも、上限である約2,100万枚以上のコインが発行されないように設計されています。

つまり、発行数が上限に達した後は、すでにコインを所持している人とのトレードやトランザクション(=取引)を介してしか入手できなくなるというわけです。

アセットタイプの仮想通貨

カレンシータイプの仮想通貨と同様に、アセットタイプの仮想通貨の特徴も箇条書きであげると、以下の3点になります。

  • 発行者がいる
  • 発行数を仮想通貨の開発元が決められる
  • 発行数の上限も後から変更が可能

アセットタイプの仮想通貨は、カレンシータイプの仮想通貨とは異なり、発行者が存在します。つまり、特定の企業や団体が自由に発行できるのです。

ここでは、詳しい説明は割愛しますが、カレンシータイプの仮想通貨のことを「コイン」、アセットタイプの仮想通貨のことを「トークン」と呼ぶとだけ、認識しておいてください。

「トークンは『株式』のような性質を持っているものだ」と考えると、仕組みがわかりやすいです。

株式とは、株式会社によって発行されるものです。株式会社は、すでに発行した株式以外にも、新しく株式を発行することができます。

また、市場に出回った株式を購入する、自社株買いを行い、その株式を消却することで、発行済み株式の数を減らすことも可能です。

この株式の仕組みと同じように、アセットタイプの仮想通貨はトークンの発行数を自由に変えられます。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

アセットタイプの仮想通貨なら、発行上限が後から変えられるんだ!

カネット XXX(表情名入力)カネット

だから、株式のように追加発行もできるし、新しい事業の資金集めにも使いやすいというメリットがあるヨ。それに発行者がいるから、マイニングも行われないのが特徴だネ。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

マイニングで少しずつ自動的に発行されるわけではなくって、発行者のタイミングで発行されるってわけね

カレンシーとアセットの投資への影響は?

カレンシータイプとアセットタイプの仮想通貨は、投資をするときに注目すべきポイントが異なります。この章では、それぞれのタイプで参考にする必要がある点を説明します。

カレンシータイプの仮想通貨への投資

カレンシータイプの仮想通貨への投資をするときに考慮するものは、次の3つです。

  • 「ビジネスモデル」
  • 「将来性」
  • 「スケーラビリティ」

カレンシータイプの仮想通貨への投資では、長期トレードを考えている人にとっては、株式への投資と同じような性質を持っていると言えるでしょう。

そのカレンシータイプの仮想通貨がどういった役割を果たすものであるかという「ビジネスモデル」

そのカレンシータイプの仮想通貨が果たそうとする役割は、社会にとって必要であるか、また、実現できるのかという「将来性」

これら2点は、株式への投資でも考慮に入れられるポイントになります。ただし、通貨の発行量(供給量)は、コンピューターによるマイニングで増加するという点では、株式と異なります。

残り1つのポイントである「スケーラビリティ」とは、株式への投資にはない、仮想通貨の投資での特徴と言えるでしょう。

スケーラビリティは、仮想通貨のブロックチェーンにおける「容量」のことを意味しており、それぞれの仮想通貨が最大に扱える取引量(容量)は決まっています。

そして、取引が増えて、容量がオーバーしてしまうと、取引のスピードが遅くなったり、コストの増加が起こったりします。

ですので、カレンシータイプの仮想通貨への投資のときには、そのスケーラビリティも確認しましょう。

アセットタイプの仮想通貨への投資

アセットタイプの仮想通貨への投資をするときに、考慮に入れる必要があるものは、以下の4点です。

  • ビジネスモデル
  • 将来性
  • 特典
  • 業績

「ビジネスモデル」と「将来性」に関しては、カレンシータイプの仮想通貨への投資の説明したことと同じ考え方で大丈夫なので、「特典」「業績」について説明します。

前章では、アセットタイプの仮想通貨の「トークン」が「株式」と同じような性質を持っていると記述しました。投資の際にも、このことが当てはまります。

株式を所有している人には、「株主優待券」をもらえるなどの特典が付与されることがしばしばあります。

アセットタイプの仮想通貨には、仮想通貨トークンを持っている人に、この「株主優待券」と同じような特典を付与するものがあります。

特典があることによって、そのトークンを流通させ、仮想通貨の価値を上げるという狙いが、発行者にはあるというわけです。

ですので、「特典」が魅力的なものであるかどうかを確認することも、アセットタイプの仮想通貨への投資では、重要なポイントになるでしょう。

「業績」についても、株式と同じ考え方をしてもらえれば、大丈夫です。発行元である企業の業績が良くなれば、それに伴って、株式の価格が上がることになります。

アセットタイプの仮想通貨でも、同様のことが起こるというわけです。裏を返せば、仮想通貨の発行者のビジネスが上手くいっていない場合には、仮想通貨の価格は下がります。

アセットタイプの仮想通貨への投資は、「仮想通貨への投資」というよりは、「仮想通貨の発行者のビジネスへの投資」と言えるでしょう。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

カレンシータイプは「スケーラビリティ」、アセットタイプは「特典」と「業績」が特徴なのね

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

ビジネスとか会社の期待値によって価値が変わるところなんて、株式とそっくりだよね。

カネット XXX(表情名入力)カネット

だからこそ、いろんな企業や会社が利用することでたくさんの仮想通貨が生まれてイル。その中でも代表的なものを紹介しよウ!

カレンシーとアセットの仮想通貨には何があるの?

「カレンシータイプの仮想通貨」と「アセットタイプの仮想通貨」の違いや投資について、お話ししました。では、実際に、それぞれの仮想通貨にはどのようなものがあるのかを紹介します。

カレンシータイプの仮想通貨

カレンシータイプの仮想通貨では、以下の2つを紹介します。

  • ビットコイン
  • イーサリアム

ビットコイン
言わずと知れた、仮想通貨の王様「ビットコイン」。カレンシータイプの特徴について説明した章でも触れましたが、ビットコインはカレンシータイプの仮想通貨です。

ビットコインは、「通貨」としての役割が期待されており、経済活動を円滑に進めるために作られた仮想通貨と言えます。

イーサリアム
ビットコインに次ぐ、2番目の仮想通貨である「イーサリアム」。ビットコインは「通貨」としての役割が大きい一方、イーサリアムは通貨以外の役割が期待されています。

それが「スマートコントラクト」と呼ばれる「契約」手段としての役割です。イーサリアムを使って、実際に行った取引はすべて、自動的に記録されていくシステムになります。

イーサリアムのスマートコントラクト機能は、アセットタイプの仮想通貨でも数多く採用されており、今後さらに需要が高まることが期待されるでしょう。

アセットタイプの仮想通貨

アセットタイプの仮想通貨では、オーガをピックアップします。オーガは、先ほど紹介した、イーサリアムのスマートコントラクト機能を利用して、仲介者のいない公平な予測市場を作るというのが、ビジネスモデルです。

もう少し具体的に説明すると、誰でも自由に予測(賭け)の対象となるイベントを提案して予測市場を作り、また、その予測を誰でもすることができるような仕組みを作ろうしています。

発行数も1,100万枚と比較的少なく、今後ビジネスが上手く軌道に乗れば、価格高騰が期待できる仮想通貨です。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

なるほどね~。ビットコインから生まれた「発行者がいない」「発行上限が決まっている」っていう全く新しい仕組みをもとに、いろんな可能性が模索されているってわけね。

カネット XXX(表情名入力)カネット

仮想通貨は社会の仕組みをより豊かで快適にすることを目指すものがほとんどなんダ。そして、カレンシーとアセットのそれぞれが持つ特徴で新しいテクノロジーの土台作りや応用を目指しているんだヨ。

カレンシーとアセットを両方持つのがおススメ

仮想通貨には、カレンシータイプとアセットタイプがあります。同じ仮想通貨でありながら、この2つは発行者、マイニング、発行上限の有無など、さまざまな違いがあるのです。

投資仮想通貨をするとき、その銘柄がどちらのタイプであるかを考えずに選んでいた人も多いでしょう。

しかし、タイプによって着目すべきポイントが違うため、今後の価格上昇などを見極める上で必要不可欠な情報です。

この記事で紹介した内容を確認することはもちろん、より2つのタイプの違いを知るために、まずはカレンシータイプとアセットタイプの仮想通貨を両方持ってみるのがオススメです。