ビットフライヤーに口座開設してお金を入れたし、いよいよ仮想通貨を買っていくよ!
ビットフライヤー(bitFlyer)の購入方法を徹底解説!失敗しない買い方・売り方とは?

サトシくん
カネット
ちょっと待ってサトシくん。ビットフライヤーで仮想通貨を買う方法をちゃんと理解してるル?
サトシくん
ビットフライヤーのメニュー画面にある『ビットコインをもらう』ってタブを押せばいいんでしょ?そーれポチッとな!……なんだこの画面?
カネット
さっそく先行きが不安すぎるヨ!ポチっとする前にまずはボクの説明を聞いてネ!
ビットフライヤー(bitFlyer)は、とっても簡単に仮想通貨が買える取引所。もちろん、購入した仮想通貨を売却するのも非常に簡単です。
ここでは、初めての人でも迷わず売買できるように、仮想通貨の購入方法・売却方法を画像入りで解説します。
また、ビットフライヤーの購入方法には、販売所と取引所という2つの販売形式があること、それぞれ売買できる仮想通貨の種類や手数料が異なることについても詳しく説明します。
はじめてビットフライヤーで仮想通貨を買おうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
※ビットフライヤーで仮想通貨を売買するには、口座を開設して入金する必要があります。それぞれの詳しい方法について、別の記事にまとめていますので確認して下さい。
「ビットフライヤー 口座開設方法」
「ビットフライヤー 入金方法」
目 次
ビットフライヤー(bitFlyer)には販売所と取引所がある
仮想通貨が欲しい場合、ネット上で誰かから買うことになります。誰かから買うとなると、仮想通貨を持っている人を探して、価格などの条件を交渉する必要があります。
しかし、誰がどれだけ仮想通貨を持っているかわかりません。もし持っている人が見つかったとしても知らない人と連絡を取ったり、お金のやり取りをするのは抵抗がありますよね。
そんな仮想通貨を買いたい人と売りたい人に取引の場を提供しているのが、ビットフライヤーをはじめとする仮想通貨の取引所です。取引所が他のユーザーとの橋渡しをすることで、仮想通貨の売買が手軽で安全に行えます。
ですから仮想通貨の取引を行うために取引所は無くてはならない存在で、多くの取引所がユーザー同士の取引を橋渡ししてくれています。
しかし、ユーザー同士の取引だけでなく、複数の販売形式を利用できる取引所もあります。ビットフライヤーもその内のひとつ。
ビットフライヤーには2つの販売方式があり、それぞれ特徴や手数料に違いがあります。
下の画像はビットフライヤーのメニュー画面です。

メニューの中に「ビットコイン販売所」と「ビットコイン取引所」がありますよね。どちらもビットコインの購入・売却ができるという点では同じですが、この2つは大きく異なります。
この2つの違いは、仮想通貨を売買する際に必ず知っておく必要があります。まずは、販売所と取引所の違いについて詳しく見ていきましょう。
販売所と取引所の違い
ビットフライヤーには「販売所」と「取引所」。2つの販売形式があります。
こちらが、販売所の画面です。

そして、こちらが取引所の画面です。

あまり違いがないように見えますが、この2つは仮想通貨を取引する相手が異なります。
それぞれの取引相手は下のとおり。
・販売所…ビットフライヤー
・取引所…別のユーザー
販売所と取引所の大きな違いは「誰を相手に」取引するかということで、販売所ではビットフライヤーと取引を行い、取引所では別のユーザーと取引を行います。
それぞれの特徴や違いについて、さらに詳しく見ていきましょう。
販売所は割高だが、簡単に購入できる
販売所と取引所では、販売価格と売却価格が異なります。まずは販売所の場合です。

上の画像は、ある日の1BTCあたりの購入価格と、売却価格です。
【購入価格】969,458円
【売却価格】930,954円
つまり、このタイミングなら1BTCが969,458円で買え、930,954円で売れます。なお、ビットコインは小数点以下の数量でも購入可能。0.01BTCを買ったとすると、9,694円です。
購入価格と売却価格の差をスプレッドと言います。この場合のスプレッドは38,504円ということになります。
では、取引所の価格を見てみましょう。下の画像は同じ時刻の取引所画面です。

取引所画面では、「●●BTCを○○円で買いたい/売りたい」というユーザーの注文情報が並んでいます。これを「板」と呼びます。
板の上半分にある、緑色の文字で書かれたものが「売り注文」つまり「購入できる価格」、下半分の赤文字で書かれたものが「買い注文」つまり「売却できる価格」です。
購入価格と売却価格の境目を見てみましょう。

購入価格は上から下に行くにつれて安く、売却価格は下から上に行くにつれて高くなっています。そのため境目を見れば、最も安く買える価格・最も高く売れる価格がわかります。
この場合、最も安い購入価格・最も高い売却価格は下の通り。
【購入価格】944,420円
【売却価格】943,246円
取引所は、販売所と比べて大幅に安く買え、高く売れることがわかります。スプレッドは1174円しかありません。ではなぜ販売所と取引所で、こんなに価格に違いが出るのでしょうか。
販売所の場合、「ビットフライヤーが仕入れた仮想通貨」を「ビットフライヤーが提示する価格」で購入することになります。
街のお店などでもそうですが、仕入れたものを卸値のまま販売しませんよね。運営するお店や企業は仕入れ値よりも高い値段をつけて販売し、その差額を利益としています。
仮想通貨の販売所も同じように、ビットフライヤーが仕入れた仮想通貨を購入するわけですから、その分の手数料(スプレッド)が価格に上乗せされて割高になります。
しかしその分、販売所は買うときの手間が一切ありません。誰でもすぐ簡単に、そして確実に買うことができます。
また取引所の場合は、ユーザーの売り注文が出ていなければ買い逃す可能性もありますが、販売所は購入する数量に制限がなく、買い逃しがないのも大きなメリット。
相場に合わせて効率よく買い増しができれば、多少割高でも利益が見込める可能性があります。価格が下がった時に素早く買いたい、売り注文が入るのを待たずに確実に買いたいというとき、販売所が非常に便利です。
取引所は安く買えるが、すぐに買えない場合も
取引所の場合、別のユーザーが保有している仮想通貨を、直接購入することになります。別のユーザーといっても、誰だかわかりませんし、こちらが誰か知られることもありません。直接連絡を取り合うということもないので安心して利用できます。
「○○円で売りたい」というユーザーと「○○円なら買う」というユーザーをマッチングさせ、取引できる場を提供しているのがビットフライヤーの取引所。売り手も買い手も希望を言い合える、フリーマーケットのようなイメージです。
取引所は、希望の購入価格を提示することができるため、販売所に比べて安く購入することが可能。しかし、希望する価格がその時の相場とあまりにかけ離れている場合は、マッチングがうまくいきません。そのため、注文を出しても買えない場合もあります。
先ほどの板を例に見てみましょう。

この場合、最も安く買える価格が944,420円ですから、例えば「900,000円で買いたい」と思っても、その価格で売り注文を出すユーザーが現れるまでは約定(注文が確定すること)しません。
また、取引所では購入・売却できる数量にも制限があります。
上の画面の価格の両側に「Ask数量」「Bid数量」と書かれた数字が並んでいます。
Ask数量…購入可能な最大数量
Bid数量…売却可能な最大数量
つまり、板の境目にある「944,420円の売り注文」は、【944,420円で0.001BTCまで購入可能】ということ。
ですから、もし同じ価格で0.005BTCが買いたくても、注文できません。このように取引所の場合、条件などによって注文が通らず、機会損失する可能性もあります。
販売所、取引所によって購入・売却方法が違う
販売所と取引所では、仮想通貨の買い方・売り方が異なります。
取引所形式ならお得に取引ができますが、希望の注文が通らないこともあります。それに、板の情報を見ながら注文を入れていくのも、初めのうちは難しくて戸惑うかもしれません。
しかし、販売所なら非常に簡単に仮想通貨が売買できます。ですからまずは、販売所での買い方を覚えることから始めましょう。少額でもいいので購入・売却の手順に慣れることが、仮想通貨の取引を覚える一番の近道です。
ビットフライヤーの販売所は画面の表示がわかりやすく、初めての人でも迷いなく売買ができます。手順を画像付きで詳しく解説していきますので、すぐに仮想通貨の取引を始めてみましょう!
なお、取引所で仮想通貨を購入・売却する方法については別の記事にまとめています。売買に慣れてきたという方、取引所での買い方を詳しく知りたいという方は「ビットフライヤー 取引方法」を参考にして下さい。
サトシくん
販売所の操作はわかりやすそうだけど、取引所の操作がよくわかんないなぁ。難しそう
カネット
最初はそう感じるかもしれないケド、慣れたら大丈夫だヨ。でも、サトシくんはまず販売所の操作と実際の買い方を見ていこうネ
ビットフライヤー(bitFlyer)販売所で仮想通貨を購入してみよう
ビットフライヤーで最も簡単に仮想通貨が買えるのが販売所。面倒や手間は一切なく、あっという間に購入可能です。
売買できる仮想通貨の種類
ビットフライヤーの販売所で売買できる仮想通貨は7種類。
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・イーサクラシック(ETC)
・ライトコイン(LTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・モナコイン(MONA)
・リスク(LSK)
売買時にかかる手数料
ビットフライヤーの販売所で仮想通貨を売買する際の手数料は
無料
です。
取引手数料自体は無料ですが、上で説明した通り、手数料(スプレッド)が購入価格に上乗せされています。
ビットコインの買い方
それでは、実際に販売所で仮想通貨を購入してみましょう。ここでは、ビットコインの買い方を解説します。
トップページからビットコイン販売所に移動
ビットフライヤー(bitFlyer)にログイン後、メニューの「ビットコイン販売所」をクリックしましょう。

すると、ビットコインの販売所画面に移動します。

この画面では現在のビットコインの売買価格、全ユーザーの注文履歴やチャートを確認できます。
これらの情報を参考にして、買いたい数量を決めましょう。

買いたいビットコインの数を入力
買いたい数量が決まったら、実際に購入手続きを行います。
画面の「購入価格」の部分には、1BTCあたりの販売価格が表示されます。これは、その時の相場に基づいてビットフライヤーが設定したビットコインの価格です。

この価格で購入したい場合は「数量(BTC)」の部分に買いたいビットコインの数を入力します。

入力の仕方は3種類。
・枠の下にある「+1」「+0.1」「+0.01」のボタンを押すと、その分だけ数が増加
・枠内の「▲▼」マークをクリックすると1BTC刻みで数が増減
・数量を直接入力
また、0.01よりも少ない数が入力できないように見えますが、直接入力すれば購入可能。日本円に換算して1円以上であれば、たとえ0.00001BTCという小さな単位でも買うことができます。
総額を確認し、購入
数を入力すると、レートに基づいた総額が自動で計算され「日本円参考総額」の欄に表示されます。

金額を確認し、問題がなければ「コインを買う」をクリックしましょう。すると、注文実行画面が表示されますので、6秒以内に「注文実行」をクリックして下さい。

これでビットコインが買えました。念のため、ホーム画面で反映されているか確認しておきましょう。

アルトコインの買い方
ビットフライヤーでは、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)も非常に簡単に購入できます。手続きの流れは、ビットコインの買い方とほとんど同じです。
トップページからアルトコイン販売所に移動
ビットフライヤー(bitFlyer)にログイン後、メニューの「アルトコイン販売所」をクリックしましょう。

すると、アルトコインの販売所画面に移動します。画面の見方はビットコインの販売所と同じです。

買いたいアルトコインを選択し、数を入力
アルトコインの販売所では、仮想通貨の種類を選択するタブがあります。ここから、購入したいアルトコインを選んでクリックしましょう。

後は、ビットコインの時と同じ手順で、購入したい数を入力します。

「+1」「+0.1」などのボタンの表記はコインの種類によって変わりますが、入力方法は同じです。
総額を確認し、購入
数を入力し、総額を確認して「コインを買う」をクリックすれば完了です。

以上のように、ビットフライヤーの販売所で仮想通貨を買うのは非常に簡単。買いたい通貨を選んで、数を入力して、買うだけです。買った時よりも価格が上がればその差が利益になり、価格が下がればその分が損になります。
この仕組みを学ぶためにも、まずは少額からでも販売所で仮想通貨を購入してみましょう。実際に売買を経験することで仮想通貨の取引に慣れ、どんどん知識が身についていきます。
サトシくん
欲しい量を入力して、日本円参考総額を見て、それで良ければ『コインを買う』を押せばいいんだね
カネット
ソウダヨ。ちなみに、日本円参考総額が口座に入っている日本円を超えていると、コインを買うことができないから気をつけてネ
サトシくん
ものすごく簡単だね!他のコインも買いまくっちゃうぞ!
仮想通貨を日本円に換えたい!ビットフライヤー(bitFlyer)販売所で売却する方法
購入した仮想通貨の価格がどんどん上がって利益が出たから、日本円に換えたい!そんな時も、ビットフライヤーの販売所なら非常に簡単。買うときと同じく、あっという間に売却が可能です。
ビットコインの売り方
それでは、実際に販売所で仮想通貨を売却してみましょう。まずは、ビットコインの売り方ですが、買うときと流れはほとんど同じです。
トップページからビットコイン販売所に移動
ビットフライヤー(bitFlyer)にログイン後、メニューの「ビットコイン販売所」をクリックしましょう。

すると、ビットコインの販売所画面に移動します。

売りたいビットコインの数を入力
売却時に確認するのは「売却価格」です。「購入価格」と同じく、レートに基づいた1BTCあたりの売却価格が表示されています。

「数量(BTC)」の部分に売りたいビットコインの数を入力します。

総額を確認し、売却
数を入力すると、レートに基づいた総額が自動で計算され「日本円参考総額」の欄に表示されます。

金額を確認し、問題がなければ「コインを売る」をクリック。これでビットコインが売れました。購入した時と同じく、念のためホーム画面で反映されているか確認しておきましょう。

アルトコインの売り方
アルトコインの売却方法も同じく
1.アルトコイン販売所に移動
2.売りたいアルトコインの種類を選択
3.売りたい数を入力
4.金額を確認して「コインを売る」をクリック
これで完了。非常に簡単です。
以上のように、ビットフライヤーの販売所は、仮想通貨の売却も非常に簡単。買うときとほとんど要領は同じなので、迷いなく進められます。
購入・売却の流れが掴めたら、早速仮想通貨売買を始めてみましょう!
サトシくん
買うのも売るのも、だいたい一緒の手順なんだね
カネット
同じ画面で売買するから、コインを買いたいのに売ったりとか、ウッカリ間違えたりしないようにネ
仮想通貨を買う時、売る時に気になること
ビットフライヤーの販売所で仮想通貨を購入・売却する方法について詳しく解説してきましたが、仮想通貨を売買するに当たって、気になる点や不安な点があると思います。
仮想通貨を買う・売るタイミングは?
仮想通貨の価格は、上昇・下降が非常に激しいです。チャートを見ても細かく乱高下を繰り返しているのがわかります。
そのため仮想通貨をいつ買えばいいのか、いつ売ればいいのかを見極めるのは非常に困難。でも、仮想通貨は今後さらに浸透していくものと考えられています。
ですから、まずは安いと思った時に少しずつ買ってみましょう。
取引を続けるうちにさらに安くなった時は買い足してもいいですし、価格が急騰した時に売却してもいいでしょう。
まずは、あまり損益を追求しすぎず、取引に慣れていくことから始めていきましょう。くれぐれも、余剰資金の範囲で取引することを忘れずに。
仮想通貨で仮想通貨を買えるの?
ビットフライヤーでは、日本円だけでなく、仮想通貨で別の仮想通貨を購入することも可能です。別の記事にまとめていますので、参考にして下さい。(FX・信用取引の別記事へリンク)
カネット
まずはチャートを見て、『今が安いかな?』と思ったときに買ってみよウ。そして、現在の価格が購入価格を上回った時にコインを売れば利益が出るヨ
サトシくん
分かった!上がるかなぁ、下がるかなぁ……ドキドキ……
カネット
本当はもっとオトクな取引方法があるんだけど、まずは売り買いに慣れるのが先だヨ。何回か取引をして、慣れてきたら別の取引方法を教えるからネ!まずは含み益を出すことを目標に投資してみよウ!
まとめ
いかがでしたか?ビットフライヤーの販売所は、仮想通貨の購入・売却が驚くほど簡単に行えます。
ただし販売所で購入すると、割高になってしまうデメリットもあります。慣れてきたら、より有利な取引方法を選択していきましょう。
そのためにもまずは、販売所で仮想通貨をいくつか買ってみることから始めてみるのがおすすめです!