仮想通貨のビットコイン建てとは?考え方とビットコイン建てで買える取引所を紹介!

仮想通貨のビットコイン建てとは?考え方とビットコイン建てで買える取引所を紹介!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

仮想通貨が値下がりして、取引所に追加入金したいなーって時に限って、日曜日だったり夜だったりするんだよね。これじゃあせっかくのチャンスも逃しちゃう…。

カネット XXX(表情名入力)カネット

そんな時は「ビットコイン建て」で取引するという方法もあるヨ。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

ビットコインダテ?なになに?

カネット XXX(表情名入力)カネット

仮想通貨を日本円じゃなくて、購入済のビットコインで買う方法のコト。ビットコイン建てには色々なメリットがあるから覚えてオコウ!

国内の取引所で仮想通貨を売買するとき、2つの方法が考えられます。日本円で行う「円建て取引」と、ビットコインで行う「ビットコイン建て取引」です。

仮想通貨をビットコイン建てで取引することにはどのようなメリットがあるのか、どのようなリスクがあるのか、各取引所ではビットコインでどのような仮想通貨が取引できるのか、説明しましょう。

仮想通貨のビットコイン建てとは?どんなメリットがある?

ビットコインは仮想通貨の世界では基軸通貨と言える存在なので、ビットコイン建てのレートは仮想通貨の価値を見るための重要なものさしです。

そして、ビットコイン建てで仮想通貨取引を行うことには、機会損失を防ぐことができるというメリットが存在しています。

ビットコインで仮想通貨を買うこと

為替のニュースではよく円高、円安という言葉が使われていますが、これは円が米ドルに対して安くなっているか、高くなっているかという意味です。

たとえば、現時点で1米ドル=100円なら、98円になれば円高、102円になれば円安ということになります。なぜ比較対象が米ドルなのかというと、世界では米ドルが基軸通貨とされているからです。

現在、国際取引の6割が米ドルによって行われているように、米ドルに対する信頼は高いものがあります。この信頼が、基軸通貨としての裏付けになっていると言えます。

同じようなことが、仮想通貨についても言えるのです。仮想通貨の世界では、ビットコインが基軸通貨となっているのです。

ビットコインのスタートは2009年1月で、最も長い歴史を持つ仮想通貨です。イーサリアムが2015年スタートということを考えると、いかに古株であるかが分かるでしょう。

また、2018年8月中旬現在のビットコインの時価総額は約11兆円で、2位のイーサリアムの約3.7兆円を大きく引き離してトップとなっています。

現在のビットコインは技術的には必ずしも最先端というわけではありませんが、歴史の長さと時価総額の高さによって基軸通貨的な位置についているのです。

仮想通貨をビットコイン建てで買うことは、基軸通貨での取引を行うことを意味しています。そして、対ビットコインでのレートは、仮想通貨の本当の価値を知るための重要なものさしとなります。

付け加えると、海外の仮想通貨取引所を使う場合、円での取引はまずできません。このため、基軸通貨的な存在であるビットコイン建てで取引を行うことが中心です。

機会損失を防ぐメリットがある

ビットコイン建てで仮想通貨の取引を行うメリットとしては、機会損失を防げることが挙げられます。取引所への入金時間の制限がほとんどないことが、その理由です。

ある仮想通貨が底値だと判断したとき、取引所の資金があまり残っていないということも考えられます。円建て取引の場合、銀行から送金する以外に資金を補充する手段はありません。

時間帯が夜間や早朝の場合、ほとんどの銀行では入金できません。仮に手続きを行っても、反映されるのは夜が明けて営業時間になってからです。

また、週末の銀行が休みのときには、金曜夜に送金手続きを行っても、反映されるのは月曜朝になってしまいます。ゴールデンウイークなど大型連休を挟むと、さらに遅くなります。

株や為替取引と比べ、仮想通貨は値動きが激しいとされています。夜明けを待っていると、その仮想通貨が底値を脱して買い時を逃し、機会損失につながってしまう…ということも考えられます。

その点、ビットコイン建ての取引ならば、もし資金が足りなくなったときでも、ウォレットに入っているビットコインを送ればいいのです。

送金してから反映されるまでには10分ほどかかるとされており、その間に大きな値動きをする可能性はゼロではありませんが、夜明けや休み明けを待つよりは数段マシでしょう。

これならばほとんどの場合、買い時を逃す可能性は低くなるので、機会損失を防ぐことにつながってくれるというわけです。

ちなみにビットコインの10分という送金時間は必ずしも速いわけではなく、イーサリアムやリップルなどと比較するとかなり遅いです。

ただ、イーサリアム建ての仮想通貨取引は多くありませんし、リップル建てに至ってはほとんどありません。送金スピードに難があっても、基軸通貨の力は偉大だというわけですね。

ビットコイン建てのチャートは取引所で確認できる

後述するように、仮想通貨取引所の多くはビットコイン建ての取引が可能です。こうした取引所では、ビットコイン建てのチャートを確認することができるようになっています。

円建てのときと同じように、ビットコイン建ての仮想通貨のレートがローソク足チャートなどで示されています。基本的に円建てと大きく変わるところはありません。

ただ、チャートの推移を比べてみると、円建てとビットコイン建てでは必ずしも一致していません。最近のイーサリアムの円建てチャートと、ビットコイン建てチャートを見てみましょう。

イーサリアムの円建てレートは5月上旬に一時1ETH=9万円台となったあと下落し、5月中旬には8万円台となっています。

ところがビットコイン建てで見た場合、1ETHは5月上旬の0.08BTCから徐々に上昇し、中旬には0.085BTCになっているのです。円建てとビットコイン建てでは逆の動きになっています。

この時期のイーサリアムは円に対しては含み損を抱えることになっていますが、ビットコインに対しては逆に含み益を抱えていたということになります。

つまり、円建てならば買い時ではなかったイーサリアムも、ビットコイン建てなら買い時になっていたというわけです。

円建てで取引を行っているだけでは、こうした視線を持つことはできません。仮想通貨の価値について多様な視点を持てることも、ビットコイン建てでの仮想通貨取引のメリットだと言えそうです。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

へぇー。ビットコイン建てでチャートを見ると、円建てとはまた違う動きになっていることもあるんだね。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

ビットコイン建てなら機会損失を防ぐことはもちろん、違った取引の仕方を見つけられるかもしれないのね。

ビットコイン建てでチャートが確認できる取引所

ビットコイン建てチャートが確認できる国内の仮想通貨取引所としてはザイフ(Zaif)、ビットトレード(BitTrade)、コインエクスチェンジ(QUOINEX)、ビットバンク(bitbank)、みんなのビットコイン、DMMビットコイン(DMM Bitcoin)などがあります。

それぞれビットコインで購入できる銘柄が異なっていますので、各取引所でビットコイン建て取引ができる銘柄と、手数料について説明します。

ザイフ(Zaif)

イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ネム、モナコインに加え、トークン8銘柄がビットコイン建てで購入できるようになっています。今回紹介する取引所では最多です。

成行注文で用いられるテイカー手数料はビットコインキャッシュが0.3%、ぺぺキャッシュが0.01%で、それ以外は0.1%です。一方、指値注文で用いられるメーカー手数料はすべてゼロです。

また、円とビットコインの交換の場合、テイカー手数料もメーカー手数料もゼロになっており、ビットコイン建てでの取引に向いています。

ビットトレード(BitTrade)

ビットコイン建てで購入できるのはイーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、モナコインで、イーサリアムとライトコインはビットコイン建てでしか取引できません。

テイカー手数料はイーサリアムが0.25%で、それ以外は0.7%となっています。メーカー手数料はイーサリアムが0.2%で、それ以外は0.3%です。

円とビットコインの取引の場合、テイカー手数料、メーカー手数料とも0.2%となっています。ザイフと比較すると全体的に高めですね。

コインエクスチェンジ(QUOINEX)

ビットコイン建てで取引できるのはイーサリアムと、コインエクスチェンジが発行しているトークンであるキャッシュの2種類です。

手数料はイーサリアムが0.1%、キャッシュが0.25%です。また、円とビットコインの取引でも0.25%の手数料が必要となります。

ビットバンク(bitbank)

イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、モナコインがビットコイン建てて購入できます。イーサリアムとライトコインは、ビットコインでしか購入できません。

取引手数料はすべて無料です。円とビットコインの交換も手数料無料でできますので、手数料を気にする人向けの取引所と言えそうです。

みんなのビットコイン

取り扱っている銘柄がビットコイン、イーサリアム、ビットコイン含めて3銘柄で、今回紹介する取引所の中では最少です。その中でもビットコイン建てで取引できるのは、イーサリアムのみです。

取引手数料は0.25%ですが、円とビットコインについては無料です。円に加えて、ビットコインやイーサリアムでの入金も可能になっています。

DMMビットコイン(DMM Bitcoin)

イーサリアム、イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュ、リップル、ライトコイン、ネムの6銘柄がビットコイン建てで取引できます。今回紹介した中では、2番目に多くなっています。

注目すべきは、送金スピードが速いとされているリップルがビットコイン建てで取引できることで、機会損失を防ぐのに向いていると言えます。取引手数料はすべて無料となっています。

仮想通貨の価格は短時間で大きく変わってしまうことも珍しくありません。ここぞというときに買いを入れられるという点で、リップルのような送金が速い仮想通貨は役立つのです。

カネット XXX(表情名入力)カネット

国内の多くの取引所でビットコイン建て取引ができル。いざという時のためにも、複数の取引所で口座開設しておくのがオススメだヨ。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

複数の取引所が使えれば、ビットコインを送ってよりお得に取引できるってわけね。

カネット XXX(表情名入力)カネット

ただし、ビットコイン建てにはリスクもあるから、しっかり確認しておこウ!

ビットコイン建てにはリスクもある

ただ、ビットコイン建てでの仮想通貨取引にもリスクがあります。それは、ビットコインに価値がなくなると、無意味になってしまうことです。

もしビットコイン建てを中心に据えて仮想通貨取引をしようと考えているのなら、ビットコインの将来のことも考えておく必要があります。

ビットコインが無価値になれば無意味

ビットコインが仮想通貨の世界において基軸通貨たりえるのも、円や米ドルなどの通貨と交換できたり、さまざまな物品の購入に利用できたりするからです。

もし何らかの理由でビットコインが無価値になってしまうと、ビットコインを持っていても円に換えることはできず、持っていても無意味になってしまいかねません。

米ドルが基軸通貨となっていることは上で触れましたが、本来は米ドルのみが同じ金額の金(ゴールド)に換えることができる通貨だったことが理由です。

ところが1971年のニクソン・ショックにより、米ドルを金と交換することができなくなり、これが原因で当時の経済は大混乱しました。

米ドルが基軸通貨であるのは、同じ金額の金と換えることができたからであって、換えることができなくなれば基軸通貨としては無意味ではないかというのが当時の考え方だったのです。

ビットコインが無価値になったときでも、同じようなことが起きる可能性があります。基軸通貨の問題というのは、それだけ各方面に影響を与えるものなのです。

ビットコインの将来のことも考えた上で検討しよう

現時点では、ビットコインが無価値になってしまうことは考えにくいです。時価総額はトップですし、さまざまな決済手段として利用できるからです。

ただ、ビットコインの将来を考えると、100%安泰かどうかは何とも言えないところがあります。送金スピードの問題をはじめ、他の仮想通貨に比べて大きな技術的アドバンテージがあるわけではないのです。

ビットコインの承認アルゴリズムであるPOW(Power Of Works)には、悪意のある人間がマイニングで多数派を占めるとブロックチェーンの改ざんが可能になる「51%攻撃」のリスクもあります。

米ドルが基軸通貨になる前は、英ポンドが基軸通貨でした。第一次世界大戦後の英経済の低迷と米経済の発展によって、基軸通貨が入れ替わっているのです。

同じようなことがビットコインに起きないとは言い切れません。実際、管理者を持たない分散型取引所(DEX)の中には、イーサリアム建てが主流となっているものもあります。

いずれにしても、ビットコインにいつまで価値があるのか、いつかで基軸通貨たりうるのかは不透明です。ビットコイン建ての取引は、ビットコインの将来のことも考えて検討しましょう。

カネット XXX(表情名入力)カネット

今のところビットコインは仮想通貨の代表格だカラ、突然価値が無くなるということは考えにくいケド、技術的に懸念されている部分もあるンダ。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

色々な可能性を考えながら、臨機応変に取引を進めていければいいよね。その点、ビットコイン建てはひとつの有効な方法と言えるんじゃないかな。

仮想通貨をビットコイン建てで買ってみよう!

仮想通貨をビットコイン建てで買うことに関しては、リスクがないわけではありませんが、円以外の視点から見た仮想通貨の価値を知るという意味では、重要な情報を得る手段になり得ます。

また、日本の仮想通貨取引所では円が使えますが、海外ではまず使えません。そのため、ビットコイン建て取引が中心となります。

円建て取引に慣れている人にとって、ビットコイン建て取引は戸惑うところもあるでしょうが、今後のために一度やってみてもいいかもしれませんね。