仮想通貨のバーン(burn)は価格に大きな影響を与える?過去の事例や今後の予定

仮想通貨のバーン(burn)は価格に大きな影響を与える?過去の事例や今後の予定

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

仮想通貨投資において、バーンってどれくらいの影響を与えるのかしら……?うーん……銘柄によっても違うだろうし、難しいわね……

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

バーンって何?擬音のこと?

カネット XXX(表情名入力)カネット

仮想通貨のバーン(burn)は仮想通貨の発行者が仮想通貨の数を減らすことだネ。仮想通貨投資をやっている人に関係ある話だし、今日は仮想通貨のバーンについて見ていこうカ!

仮想通貨投資に興味を持っている人なら、一度はバーン(burn)という言葉を耳にしたことがあるはずです。

バーンはその仮想通貨の発行者が数量を減らすもので、価格にも大きな影響を与えます。そのため、今後の仮想通貨の価格高騰を予測するために重要なポイントとなるのです。

そこでこの記事では、バーンがどのようなものかを詳しく解説します。そして過去に起こったバーンが価格にどのような影響を与えたのか、そして今後予定されているバーンについても確認していきましょう。

仮想通貨のバーン(burn)って何?どうして起こるの?

この章では、まず仮想通貨のバーンはどんなものなのか?そして、どのような影響を与えるのかを見ていきましょう。

仮想通貨のバーンとは?

バーン(burn)は日本語に訳すと「焼ける、燃える」という意味です。つまり、「仮想通貨のバーン」は「仮想通貨が燃える」ことを意味します。

しかし、仮想通貨を実際に燃やしているわけではありません。仮想通貨におけるバーンとは、発行者が仮想通貨を意図的に消失させてしまうこと。具体的には、誰も開くことができない場所に入れてて2度と世の中に流通しないようにするのです。

仮想通貨は、事前に「発行量の上限」が決められてから、世の中に供給されます。そのため、ある仮想通貨が上限である「1,000,000枚」まで発行された場合、その仮想通貨の数が増えることも減ることもありません。

しかし、発行者が仮想通貨のバーンを起こすと、その仮想通貨が「500,000枚」と半分になるなど、例外的に数量が減ってしますのです。

ただし、バーンが起こる可能性があるのは、ICO(新規仮想通貨の発行による資金調達)で発行された仮想通貨のみ。発行元である特定の企業や機関が自身で大量保有しているものに限られます。

そのため、一般の投資家が保有している仮想通貨がバーンによって消失することはありません。

では、なぜ運営者は何のためにバーンを起こすのでしょうか?

発行者はなぜバーンを起こすのか

仮想通貨の運営者が、せっかく発行した仮想通貨の数を減らしてしまうのは「その仮想通貨の希少価値」を上げて、資金の流れを良くするという目的があるからです。

例を挙げて考えてみましょう。

ある仮想通貨が世の中に全部で10枚あり、1枚100円で流通していた場合、時価総額は「10枚×100円=1,000円」になります。

その仮想通貨の運営者がバーンを起こして、仮想通貨の枚数が5枚になりました。すると、その仮想通貨1枚当たりの価値は200円に上がるということになります。

つまり、仮想通貨の時価総額は、その仮想通貨の数量が減っても変わらないため、1枚当たりの価格が上がるという仕組みです。以下の図で確認してみましょう。

バーン

さらに、仮想通貨の希少価値が上がると、数が少ないものは価値が高いと考える「希少性の法則」が働きます。それによって、「仮想通貨の価格」が上がる可能性が高くなるのです。

価格と数量

仮想通貨のバーンの意味と影響について、おわかりいただけたでしょうか?

次は過去に起こったバーンの事例を紹介します。

カネット XXX(表情名入力)カネット

発行者が仮想通貨をバーンするのは、その銘柄の価値を上げるためだヨ。あと、仮想通貨をバーンするって情報が流れれば、知名度が低い銘柄でも名前を知ってもらえるキッカケにもなるしネ

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

なるほど……少なければ希少価値で需要が増すと。つまり、いわゆる需要と供給のバランスの話なんだね

バーンで高騰した仮想通貨の事例は?

「アリス(ALIS)」と「トリガー(TRIG)」は、実際にバーンが起こった仮想通貨です。この2種類の仮想通貨を例に、バーンが価格にどんな影響を与えたのかを確認していきましょう。

アリス(ALIS)

国産仮想通貨で注目されているアリスは、バーンが起こったことによって、「価格が上昇」した例の1つです。アリスは2017年11月17日に、ICOで売れ残ったトークン全てのバーンを決定し、発行されていた5億枚を7,500万枚まで減らすことを公表しました。

これによって認知度が上昇し、チャートは大荒れ。

バーン当日の17日までに高騰を繰り返す結果になりました。アリスはバーン当日にいったん暴落するものの、すぐに暴騰。これまでの仮想通貨では、バーンが起こった当日はジリ下げ、もしくは暴落が続くことが多かったため、アリスは珍しいケースとなりました。

トリガー(TRIG)

トリガー(TRIG)もバーンによって価格が高騰しました。トリガーは2017年9月1日に15日後の9月16日にバーンを実施することを発表。すると、初動の時点で価格が4倍近く高騰しました。

初動で価格を上げた後も、その上がった底値の維持を続けバーン3日前からはさらに高騰し、バーン発表前の10倍以上となる結果になったのです。

事例を踏まえて

初動となるバーン発表が「買い」の一番のタイミングです。しかしバーンの発表は、その仮想通貨のコミュニティー内で行われるため、初動を掴むことは難しいでしょう。そのため、別のタイミングを狙う必要があります。

アリスとトリガーの事例を見てもわかるように、初動で高騰した後に価格が落ちるタイミングが何度かあります。そのタイミングで購入すれば、大きな利益が得られる可能性があるのです。

カネット XXX(表情名入力)カネット

バーンするって情報が出たら、この仮想通貨の価値が上がるってみんなが考えるから価格が上がる傾向にあるヨ

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

へぇ。じゃあバーンを予定している仮想通貨をいち早く見つけていっぱい買えば、利益がいっぱい出るってこと?

カネット XXX(表情名入力)カネット

それは違うヨ!バーンがあっても、必ず価格が上がるとは限らないんダ!

バーン=「仮想通貨の価格上昇」ではない

ここまでは、バーンによる価格高騰についての仕組みと実際の事例を説明してきました。しかし、バーンが必ず「仮想通貨の価格上昇」に繋がるわけではない点に注意しましょう。

バーンは運営者が保有している「仮想通貨がなくなる」ことです。つまり「市場に流通していない仮想通貨の数量が減っただけ」で、投資者にとっては何の影響もないこともあります。

もちろん全体の数量は減っているので、どんな仮想通貨であっても、将来的に影響を及ぼすことが考えられるでしょう。

しかし、「その仮想通貨自体に価値があるか」が重要なポイントになります。バーンはあくまでも、価格が高騰する一つの要因に過ぎないと理解しておきましょう。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

あ、そうか。今流通している仮想通貨が減るわけじゃなくて、運営者が持っている仮想通貨の在庫が無くなるだけなんだね

カネット XXX(表情名入力)カネット

ソウソウ。だから、これ以上欲しい人がいない場合は、バーンがあっても相場に何の影響も与えないヨ。一瞬だけ価格が上がってすぐに下がる可能性もあるカラ、バーン=価格上昇とは考えない方が良いネ!

これからバーンが起こる仮想通貨とは?

今後、バーンが起こり、「価格が高騰するのでは」と言われているのが、「トロン(TRX)」という仮想通貨です。トロンは2017年に公開された仮想通貨であり、バーン以外にも価格高騰の要素が散りばめられています。

トロン(TRX)はどんな仮想通貨?

トロンは中国で多くのユーザーを獲得する音楽ストリーミングサービス「Peiwo」のCEOであるジャスティン・サンが創始者で、トロンのリリースの目的は「世界中の誰もが無料で楽しめるエンターテイメントの構築」としています。

日本上場で価格高騰?

ジャスティンは2017年12月25日に以下の内容を自身の公式Twitterに投稿しました。

‘On the way to Japan exchange, we will file a listing application to the financial regulator in Japan soon!’

直訳すると「日本証券取引所への途中で、すぐに日本の金融庁に上場申請を行う」という意味。

ジャスティンは以前に生配信動画で、日本への上場について言及していたこともあり、「日本での上場が近いことを示唆していると考えられます。

中国最大企業の1つ「アリババ」と提携

トロンは中国の最大手企業である「アリババ」が業務参画することを2017年12月26日に発表しました。

アリババは世界的に有名なIT企業で、現在240か国以上の国で5,000万人以上のユーザーを抱えています。これはヤフーの月間アクティブユーザー数2,700万人を超える数字で、その市場規模と影響力の大きさがうかがえます。

アリババが運営するショッピングサイトなどのサービスのなかで、トロンを利用できるように開発を進められるなど、大きな後ろ盾ができているのです。これらもトロンの価格高騰につながる要因といえるでしょう。

トロンのバーンは2018年の3月末までに行われる予定でしたが、4月時点では特に何も発表はありません。しかし、実行されれば1,000億枚の20%がバーンされると言われています。投資を検討している人は、今後の動きに注目しておきましょう。

カネット XXX(表情名入力)カネット

トロンはバーンのスケジュールも遅れてるからネ……バーンが実行されても必ず価格が上がるかは不明だヨ

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

そうね……トロンのバーン待ちをしている最中に、他にもっと良さそうな銘柄がバーンする可能性もあるものね。まぁ、バーンを予定している銘柄の1つとして参考程度に覚えておくわ

バーンは価格高騰につながる1つのポイント

バーンは仮想通貨の運営者が意図的に数量を減らしてしまうこと。それにより、その仮想通貨の価値を高めようと考えているのです。

実際にこれまでバーンが起こった仮想通貨の中には、価格が高騰したものあります。つまり、バーンは仮想通貨の価格に大きな影響を与えるものなのです。

バーンの情報を掴んでいれば、仮想通貨投資で上手く利益を出せる可能性も高くなります。ただし、あくまでも「仮想通貨の価格が高騰する可能性の1つの要因」であると理解をして、仮想通貨購入の参考材料として考えるようにしましょう。