イーサリアム(ETH)の特徴とは?将来性や期待される役割を徹底解説!

イーサリアム(ETH)の特徴とは?将来性や期待される役割を徹底解説!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

仮想通貨の中で一番有名なのはビットコインだけど、その次に名前が知られているのは何なんだろう?

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

やっぱり「イーサリアム」じゃないかな。時価総額も常に上位だし、何といっても機能的にも優れているもんね。

カネット XXX(表情名入力)カネット

じゃあ今日は、イーサリアムの特徴や役割について詳しく説明していくヨ!

1500種類以上ある仮想通貨の中で、ビットコインに次ぐ時価総額を誇るのがイーサリアムです。

イーサリアムのシステムには多くの大手企業や団体が注目。国内では三菱UFJ銀行やトヨタ、海外ではマイクロソフトやサムスンなどが実用化を進めています。

さらに国連がイーサリアムを使ったプロジェクトを開始するなど、イーサリアムは世界的にその将来性が期待されているのです。

ではどうして、数多くある仮想通貨の中でイーサリアムがこれほど注目を集め、将来性が期待されているのでしょうか。

それを知るために、今回はイーサリアムの特徴、メリットやデメリットを詳しく確認していきましょう。

イーサリアムが開発された経緯とイーサリアムが持つ役割

イーサリアムがここまで認知され、将来性が期待される理由を知るために、まずは開発の経緯、イーサリアムの持つ役割について見ていきましょう。

イーサリアムが発行されるまでの経緯とその役割

イーサリアムは、ロシアに住む「ヴィタリック・ブテリン」という1人の若者によって発案されました。

ブテリンは、17歳のときに仮想通貨の先駆けである「ビットコイン」に出会い、仮想通貨の可能性を強く感じます。

そして、19歳のときに世界中で進められているビットコインのプロジェクトを視察する旅に出たのです。そこで、多くの研究者たちが「ビットコインのブロックチェーンは未完成だ」という意見を持っていることを知ります。

その現状を受けブテリンは、「さまざまな使用用途を持ったブロックチェーンシステムのプラットフォーム」として、ついにイーサリアムの開発を開始。そして2014年にイーサリアムのプレセールをスタートさせました。

そして翌年の2015年から、多くの日本国内仮想通貨取引所でイーサリアムの取扱いが開始され、日本人の投資家にも認識されていくようになったのです。

カネット XXX(表情名入力)カネット

ビットコインのブロックチェーンをもとに、決済に限らずたくさんの用途を持ったブロックチェーンシステムを目指して生まれたのがイーサリアムなんダ。ビットコインと同じくらい知名度も高いヨ。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

国内の仮想通貨取引所では必ずといっていいほど取り扱われているもんね。でも、ビットコインと同じブロックチェーンが採用されているのかしら?

イーサリアムはどういう仕組みで成り立っているの?

ここからは、イーサリアムがどのような仕組みで成り立っているのかについて確認していきましょう。

イーサリアムはどうやって管理されているの?

イーサリアムは、ビットコインと同じくブロックチェーンによってデータ管理がされています。

ただイーサリアムのブロックチェーンは、ビットコインよりもさらに進化した「スマートコントラクト」というシステムが採用されています。

分かりやすくするために、ビットコインのブロックチェーンと比較してみましょう。

ビットコインのブロックチェーンは、ブロック上で全てのビットコインの取引記録が管理されています。しかし、記録されるのは「送受信の情報」のみ。つまり、「○○さんから××さんに送金した」というデータしか残らないのです。

スマートコントラクトは送受信の情報だけではなく、イーサリアムを送金することで「契約内容」まで自動で記録されるため、ブロックチェーン上に記録されるデータにもっと具体性を持たせることができます。

分かりやすく理解するには、「マンションの契約」を想像してみるといいでしょう。

マンションを借りるとき、管理会社や賃貸サービス会社とさまざまな契約をしなくてはいけません。そのため、自分の個人情報を提出したり、書類にハンコを押したりと、さまざまな段階を踏む必要があるのです。

スマートコントラクトでは、この「書類を書く」、「ハンコを押す」という段取りが必要なく、また不動産屋などの賃貸サービス会社を介する必要もありません。

このように、第三者の介入なく、効率的な契約を成立させられるのが、スマートコントラクトの仕組みです。

イーサリアムの安全性は大丈夫?

イーサリアムにはブロックチェーンシステムが採用されていますので、データの改ざんや書き換えはほぼ不可能に近いです。

しかし、従来のブロックチェーンシステムよりも柔軟性が高い一方で、ハッキング被害に遭う可能性が高まってしまっていると言えるでしょう。

後ほど紹介しますが、イーサリアムは過去に規模の大きなハッキング被害に遭っています。

そのハッキング被害によって、イーサリアムの安全性に疑問を持つ方が増えてしまい、結果的に新しい仮想通貨が生まれるきっかけとなるハードフォークが実施されることにもなりました。

決して安全性が低い通貨というわけではありませんが、過去にハッキング被害に遭った通貨だということは、肝に銘じて取引する必要があるでしょう。

イーサリアムの発行について~マイニング~

イーサリアムは、ビットコインと同じようにマイニングによって新規のコインが発行されています。

ただし、イーサリアムのマイニング方法は、ビットコインが採用している「プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work)」とは全く違うものです。プール・オブ・ワークは「仕事量」に対する報酬です。

ビットコインのブロックを生成するために、投資家がコンピュータを利用して膨大な計算を行い、1番最初に計算を終了させた投資家にビットコインが支払われるシステムになっています。

そのためこの方法には、機能性が高いコンピュータを多く用意できる資金がある企業や投資家が圧倒的に有利になるという問題点があります。

イーサリアムのマイニングは、「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake)」という方法です。プルーフ・オブ・ステークは仕事量に対する報酬ではなく、「保有しているコインの量」が報酬に関係します。

つまり、イーサリアムを多く保有しているほど、1番最初ブロック作成者として承認されやすくなるのです。でもこれでは、資金力のある企業や投資家がイーサリアムを大量に購入すれば有利になりますよね。

そこで、プルーフ・オブ・ステークはこのような事態への対策として、保有量だけでなく「コインを持っている期間」も報酬に関係する仕組みにしています。

多くの資金を使ってイーサリアムを大量購入しマイニングに成功したとしても、その時点で「所有している期間」はリセットされる仕組みです。

そのため、大量のイーサリアムを購入した投資家より、ある程度のイーサリアムを長期間保有している方がマイニングには有利なのです。

このように、保有量と期間のバランスが報酬に影響する仕組みで、資金が多い企業や投資家ばかりがマイニングに成功するという事態を防いでいます。

イーサリアムの発行について~発行上限・半減期~

イーサリアムは、最初に7,200万枚が発行され、一般に流通したのは6,000万枚です。残りの1,200万枚は、イーサリアムの開発チームが利用する資金に充てられています。

イーサリアムのマイニング方法は、元々ビットコインと同じでしたが、途中で今のプルーフ・オブ・ステークに移行しました。その仕様の変更により、イーサリアムの発行枚数には上限がなくなり、現在も発行枚数は増え続けています。

多くの仮想通貨は価値のインフレを防ぐために発行上限が設けられていますが、現状イーサリアムではそれがありません。

これから発行上限が定められるかも未定ですが、マイニングの報酬を半分にすることでインフレを防ぐ「半減期」は存在します。

そのため、イーサリアムが急にインフレを起こすことは考えにくいです。

カネット XXX(表情名入力)カネット

イーサリアムのブロックチェーンは、契約内容を記載できる「スマートコントラクト」が最大の特徴だヨ。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

ビットコインと共通する部分も多いけど、スマートコントラクトのように独自の特徴があるからこそ違った魅力でユーザーを惹きつけているんだね。

イーサリアムにはどんなメリットがあるの?

イーサリアムには、どのようなメリットがあるのかを確認していきましょう。

今後値上がりしていく可能性が高い

イーサリアムの将来性には、多くの有名企業が期待を寄せています。世界的な企業が集まり、EEA(イーサリアムの活用に共同で取り組む企業連合)という連合が創られているほどです。

誰もが知る企業では、アメリカのマイクロソフトや韓国のサムスン、国内では三菱UFJ銀行やトヨタが、イーサリアムをプラットフォームとして取り入れることを発表しています。

例えば「トヨタ」では、自動車の走行距離をブロック上に記録して、査定などの業務を利便化しようと検討しているのです。

また企業だけでなく、国連が難民支援のためにイーサリアムを使ったプロジェクトを開始しています。このように、多くの企業や業界で活用されていることから、イーサリアムは「次世代の仮想通貨」と呼ばれているのです。

今後もイーサリアムは、さまざまなことに活用されていくことは間違いありません。そして、それに比例して価格が上がっていくはずです。

イーサリアムにはデメリットもあるの?

高い評価を得ているイーサリアムですが、デメリットにはどんなことが挙げられるのでしょうか。

大規模なハッキング被害を受けた過去がある

イーサリアムは、過去に「The DAO事件」と呼ばれる大規模なハッキング被害を受けた過去があります。

そのハッキング被害により、「イーサリアムのシステムに脆弱性があるのではないか?」というイメージを持つ人も多くいるのです。

実際には、イーサリアムのブロックチェーン上にある「DAO」という仕組みの脆弱性が狙われたハッキングであり、イーサリアム自体の問題ではありません。

しかし、イーサリアムがハッキング被害を受けたことは事実であり、それによって失われた信頼が完全に回復することは困難でしょう。それが、今後の価格や将来性に影響を与えることも十分に考えられるのです。

これが、イーサリアムの唯一のデメリットと言えるでしょう。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

決済以外にも使いみちがあるイーサリアムは、今後の値動きにも期待できるのね。

カネット XXX(表情名入力)カネット

ハッキング被害を受けた過去はあるものの、イーサリアム自体に原因があったわけではないカラ、ますます価格上昇が期待できそうダヨ!

イーサリアムに関する大きな事件やイベント

次はイーサリアムを語る上で欠かせない、大きな事件やイベントを紹介しましょう。

イーサリアムに大きな影響を与えた「The DAO事件」とは?

「The DAO」とは、イーサリアムのスマートコントラクトを利用したサービスです。

イーサリアムのブロックチェーン上で成り立つ「DAO」というシステムを使って、新たな投資ファンドの提供を目的としたプロジェクトを「The DAO」と言います。

The DAO事件は2016年6月、このDAOがハッキング被害に遭い、日本円で約43億円ものイーサリアムが不正に送金されてしまった事件です。

このThe DAO事件は、最終的にイーサリアムのハードフォークによってハッキングの事実をなかったことにするという解決策が取られました。

ブロックチェーン上にあるデータを、約43億円のイーサリアムが流出する前のデータに戻すことになったのです。

この事件は「第2のマウントゴックス事件」として、当時の仮想通貨市場を大きく揺るがすことになりました。

ただし、このハッキングはイーサリアムのシステムにあった訳ではなく、DAOの脆弱性を狙われて発生した事件です。イーサリアムのシステム自体の問題ではなかったことを理解しておきましょう。

イーサリアムに大きな影響を与えた「イーサリアムクラシック」とは?

The DAO事件は、イーサリアムのハードフォークによって何とか落ち着く結果になりました。しかし一部の関係者たちは、このハードフォークに納得がいかなかったのです。

それは、このハードフォークが「非中央集権的」という仮想通貨の良さを打ち消してしまうと考えたからです。

仮想通貨には、法定通貨を管理する中央銀行のような機関が存在しません。そのため、発行枚数のコントロールや、価値を操作されないというのが大きなメリットです。

つまり、ハードフォークを許すと「イーサリアムは操作できる通貨」ということになり、仮想通貨の価値が低下すると思ったのでしょう。

しかしハードフォークに賛成する声の方が圧倒的に多かったため、The DAO事件を解決するためにハードフォークが実施されました。

そこでハードフォークに反対した関係者が作り出したのが「イーサリアムクラシック」です。「ハードフォーク賛成派」のイーサリアムと、「ハードフォーク反対派」のイーサリアムクラシックとイメージするとわかりやすいでしょう。

ハードフォーク賛成派が多かったことは、現状のイーサリアムとイーサリアムクラシックの時価総額を比較すれば明らかです。

イーサリアムのこれまでの価格推移

イーサリアムは発行が開始されてから、どのような価格推移を辿ってきたのでしょうか。これまでの値動きを詳しく見ていきましょう。

イーサリアムは発行された直後、1ETH=100円ほどしか価値がありませんでした。

しかし、2016年3月には、それまでの史上最高値ETH=1,400円まで価格が上昇します。

この急騰の理由には、イーサリアムのシステムを安定させるためのアップデートである「ホームステッド」の実装が挙げられます。

しかしそのわずか3ヶ月後に「The DAO事件」が発生します。

The DAO事件直後は価格が急落したイーサリアムでしたが、その後すぐに安定感を取り戻し、2017年には1ETH=10,000円台にまで跳ね上がりました。

2017年にイーサリアムが急騰した大きな理由は、企業向けのプラットフォームである「EEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)」の発表です。

マイクロソフト社やJPモルガン、インテルといった世界的に有名な企業がこのEEAの参加に名乗りを上げ、イーサリアムの将来性に期待が高まりました。

これまでのイーサリアムの史上最高値は、2018年1月に記録された1ETH=約180,000円です。

イーサリアムは、リリースされてから3年足らずで約1,800倍にまで価格を上げることになったのですから驚きですね。

イーサリアムはホームステッドの他にも、「フロンティア」、「メトロポリス」、「セレニティ」というアップデートが実施されています。

イーサリアムチャート

引用元:https://coinhack.jp/

アップデートされるたびに価格が上昇しているというデータがあるので、これからもシステムアップデートが実施されることがあれば、価格に注目する必要があるでしょう。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

誕生から3年で1800倍!?すごい伸び率だなぁ。

カネット XXX(表情名入力)カネット

イーサリアムには通常のハードフォークの他に、システムを向上させる「アップデートハードフォーク」も特徴ダヨ。これによってさらに機能性や価値がアップすると言われているカラ、目が離せないヨネ。

イーサリアムの現在の使い道や実用性について

イーサリアムは取引量も多く、時価総額でも第2位と多くの投資家に投資対象として利用されています。

そして近年は、スマートコントラクトを事業の拡大・円滑化を図るためのプラットフォームとして企業が使うようになっています。

例えば日本の大手電子通信事業者である「KDDI」は、スマートコントラクトを利用したサービスの実証実験を行いました。

携帯電話の申し込みや修理など、さまざまな事業を効率化できるかどうか実験し、可能性は検証済みとのことです。

このように、イーサリアムが提供する企業向けプラットフォーム「EEA」へ参加する企業が、続々とスマートコントラクトの可能性を探り、事業の効率化に利用しています。

これからイーサリアムに期待される役割は?

イーサリアムの大きな特徴であるスマートコントラクトは、これからもっとさまざまな分野で重要な役割を担うことになるでしょう。

大手企業がスマートコントラクトを続々と採用していくことで、イーサリアムのシステムに対する信用性が生まれます。

採用する企業が増えることで、イーサリアムの価値も上昇し、取引も活発になっていくということですね。

カネット XXX(表情名入力)カネット

実はスマートコントラクトは自動販売機や駅の改札などですでに実用化されているンダ。今後さらに多くの企業が採用に向けて取り組んでいるんダヨ。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

スマートコントラクトがいろいろな企業で採用されれば、私たちの生活がさらに便利に変わりそうね。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

そして、それに合わせてイーサリアムの価格も上昇する可能性があるってわけだね。ますます期待しちゃうな!

イーサリアムは今後の活用が最も期待される仮想通貨

1500種類以上ある仮想通貨の中で、ビットコインに次ぐ時価総額を誇るイーサリアムは、多くの有名企業から注目を集めています。

またイーサリアムのスマートコントラクトをベースに開発されたアルトコインも、徐々にその数を増やしてきています。

イーサリアムが先陣を切って信頼性の高さを証明することによって、イーサリアムの価格や知名度が上がるだけでなく、スマートコントラクト採用のアルトコインも一般的なものになることが期待されます。

今後もどの企業や業界が、イーサリアムをどのように活用していくのかに注目しておきましょう。