仮想通貨の海外取引所を利用するメリットとは?国内取引所との違いやデメリットも解説!

仮想通貨の海外取引所を利用するメリットとは?国内取引所との違いやデメリットも解説!

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

そういえば、サトシくんって海外取引所は使わないの?海外の方が取引手数料とか安いし種類も多いわよ

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

海外取引所って何……?というか詐欺っぽくて怖そうなんだけど、英語できなくても大丈夫なやつ?

カネット XXX(表情名入力)カネット

詐欺ではないヨ!あと、英語ができなくても海外取引所を使うのは難しくないヨ。今回は海外取引所について見ていこうカ!

仮想通貨の海外取引所は手数料の安さや取扱通貨が豊富なことから、日本人にも人気が高く、利用する人も多くいます。

しかし、日本語に対応していない取引所も多いため、英語ができないと操作が難しいと感じたり、何か問題が起こっても補償してもらえないなどのデメリットもあります。

そのため、海外取引所を利用するときは、大事な資産を守るために、メリットだけでなくデメリットも理解しておく必要があるのです。

今回は、仮想通貨の国内取引所と海外取引所の違い、そして、それぞれのメリット、デメリットについても詳しく説明します。

仮想通貨の国内取引所と海外取引所の違い

まずは仮想通貨の国内取引所、海外取引所それぞれの特徴を確認したうえで、主な違いについて確認していきましょう。

国内取引所の特徴

「bitFlyer」「Coincheck」「Zaif」をはじめとする国内の仮想通貨取引所は、口座開設をして、取引所のウォレットに日本円を入金すれば、すぐに取引を始められます。

口座開設には身分証明書の提示や、セルフィー画像(本人と身分証明書が一つに収まった画像)の提出など、詐欺や不正アクセスを防ぐための対策が取られています。

また2017年4月に資金決済法が改正され、仮想通貨取引所の運営は金融庁の登録制になったことから、国内では、金融庁の認可を受けている取引所(みなし仮想通貨取引所を含む)のみが運営できる体制になっています。

そのため国内取引所は、セキュリティ体制が整っているうえに、取引方法もわかりやすいことから初心者でも比較的簡単に取引できるのが特徴です。

さらに現物取引だけでなく、FX(外国為替証拠金取引)のようにレバレッジ取引もできます。

レバレッジ取引とは、最初に取引所へ証拠金を預けておくことで、証拠金の数倍もの金額を動かせる取引方法です。そのため国内の取引所では、少額の投資でも大きな金額の取引ができます。

海外取引所の特徴

最近は「Binance(バイナンス)」「BITTREX(ビットレックス)」など、海外の仮想通貨取引所を利用する日本人も増えています。

海外取引所は基本的に英語表記のため、英語ができない人にとってはハードルが高いと感じるかもしれませんが、国内取引所にはないメリットもあります。

中でも大きな特徴が取扱通貨の種類の豊富さ。国内取引所では多くても10種類程度ですが、海外取引所では約200種類もの通貨を扱う取引所もあります。

そのため、まだメジャーではない将来大きな値上がりが見込める通貨を求めて、海外取引所を利用する人が増えているのです。

しかし、セキュリティやシステム管理などの安全性が確認できない取引所も存在するため、国内取引所よりも資産を失うリスクが高いデメリットもあります。

国内取引所と海外取引所の主な違い

 国内取引所海外取引所
取引のしやすさ簡単難しい
手数料高い安い
安全性高い低い
取扱通貨の種類少ない多い
レバレッジ高い低い

上記の表は、国内取引所と海外取引所の主な違いをまとめたもので、取引のしやすさ、手数料、安全性、取扱通貨の種類、レバレッジに大きな違いがあります。

国内取引所と海外取引所はそれぞれメリット、デメリットがあるので、何を重視するかによって使い分けることが大切。ではどのように使い分ければよいか、さらに詳しく確認していきましょう。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

私は将来伸びる草コインを求めていつも海外の取引所を見てるわよ。まだ上がってる銘柄一つもないけど、それはきっとこれからよね!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

でも僕はセキュリティ面が気になるかなぁ。取引所がハッキングされるニュースって結構聞くし……

取引のしやすさ

ここでは、仮想通貨の国内取引所と海外取引所の取引のしやすさについて説明します。

国内取引所は操作が簡単

国内取引所は日本語で表記されていることもあり取引の操作が簡単です。

ほとんどの取引所に販売所形式と取引所形式の二種類の取引方法があるので、それぞれの操作方法を確認していきましょう。

下図は「bitFlyer」のビットコイン販売所(販売所形式)の画面です。

ビットフライヤー 画面

販売所でビットコインを購入するときは、自分のアカウントに日本円を入金しておけば、買いたい数量を入力して「コインを買う」をクリックするだけで注文できます。

また、買い手と売り手を仲介する取引所形式の場合も、画面の見方が理解できれば難しくありません。

下図は「Zaif」のビットコインと円の取引画面(取引所形式)です。

ザイフ画面

取引するには右側で指値(購入価格を指定)と成行(購入価格を指定しない)を選択し、買いたい量を入力して(指値の場合は1ビットコインの価格も入力)買い注文をクリックするだけです。

国内取引所は利用者保護の観点から情報提供が義務付けられているので、取引方法の説明も充実しており、初心者でも比較的簡単に操作できるのです。

海外取引所は英語ができないと難しい

海外取引所は基本的に英語表記のため、英語ができないと操作が難しいというデメリットがあります。「Binance」など日本語対応の取引所もありますが、完全に対応しているとは言えないのが現状です。

上の図は世界最大級の海外仮想通貨取引所「BITTREX」の取引画面ですが、すべて英語表記になっているのがわかります。

チャートの見方や買い注文、売り注文の画面は、国内取引所と大きな違いはないものの、英語が苦手で使い慣れていないと、意味を理解できずに操作を間違えてしまう可能性もあるのです。

また、口座開設の画面も英語表記なので、英語が苦手な人にとってはハードルが高いと感じるかもしれません。

海外取引所は日本円の入金ができない

海外取引所は日本円の入金ができないのもデメリットのひとつ。海外取引所では主にビットコイン、イーサリアムなどの主要コインや、取引所が独自に発行するトークンで取引を行います。

そのため、まず国内取引所に日本円を入金して仮想通貨(ビットコイン、イーサリアムなど)を購入し、購入した仮想通貨を海外取引所に送金する必要があるのです。

海外取引所に送金するときには出金先アドレスが必要になりますが、操作を間違えてしまうと送金した通貨が行方不明になってしまい、取り戻せなくなるリスクもあります。

このように、日本円を入金すればすぐに取引できる国内取引所と違い、海外取引所を利用するには、国内取引所で仮想通貨を交換して送金する手間もあるのです。

カネット XXX(表情名入力)カネット

海外取引所はカンタンな英語さえ理解してればそれほど問題ではないんだケド……ものすごーく英語が苦手な人にはちょっと厳しいかもネ

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

そうね……少なくとも簡単な英単語くらいは理解できるくらいがちょうど良いかもしれないわ。まぁ翻訳サイトを利用しても良さそうだけど

手数料

次に、国内取引所と海外取引所の手数料の違いについて確認していきましょう。

国内取引所はアルトコインのスプレッドが高い

ビットフライヤー 板

国内取引所では、販売所形式と取引所形式の2種類の取引方法があり、販売所形式の場合はスプレッド(購入価格と売却価格の差)が大きく、実質3%程度の手数料が必要になります。

上の図は「bitFlyer」のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)販売所画面です。購入価格と売却価格は円とイーサリアムの交換レートを表しており、購入価格と売却価格の差は7,674円(125,282円-117,608円)もあります。

ザイフチャート

一方、取引所形式の場合は、買い手と売り手の需要で価格が決まるためスプレッドを気にする必要がなく、取引手数料も0.1%程度で済みます。

たとえば、上の図「Zaif」のイーサリアム/日本円のチャートであれば、買い注文、売り注文ともに1イーサリアム=119,535円前後で取引されます。

そのため、取引所形式であればスプレッドは安く済みます。しかし国内取引所は取引所形式で購入できるアルトコインの種類が限られているのです。

比較的種類の多い「Zaif」でも、主要アルトコインはイーサリアム、ネム、モナコイン、ビットコインキャッシュの4種類で、販売所形式でしか取り扱いのないアルトコインが多いのが現状です。

海外取引所は手数料が安い

一方、海外取引所は取引所形式がメインのため、主要アルトコインのスプレッドや取引手数料が安いのが特徴。

取引手数料は比較的高いと言われる「BITTREX」でも0.25%、日本人に人気の高い「Binance」は0.1%と安く、さらに、Binanceが発行するBNBトークンという通貨を保有していると0.05%まで下がるのです。

そのため、アルトコインを少しでも安い手数料で取引したい人にとっては、海外取引所を利用するメリットがあります。ただし、国内取引所で仮想通貨を日本円で購入し、海外取引所に送金する際の手数料が必要になるので注意が必要です。

カネット XXX(表情名入力)カネット

海外取引所で取引をするには、日本の取引所でビットコインを買って海外取引所に送金する必要があるんダ。そのビットコインで別の仮想通貨を買うのが基本の流れだネ

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

なるほど……ってことは、送金手数料のことを考えると、一気にたくさんのビットコインを送るのが1番オトクなのかな?

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

そうね。細々送ってたら送金手数料がそのたびにかかるから、小さいお金で取引をしたい人はあんまり海外取引所向いてないかも。ビットコインの送金手数料も毎回発生するしね

カネット XXX(表情名入力)カネット

慣れてる人は日本の取引所でアルトコインを買って海外取引所に送るヨ。そして海外取引所でアルトコインをビットコインにして、そのビットコインで別のアルトコインを買うから手間がすごくかかるけどネ

安全性

続いて補償制度やセキュリティなど、国内取引所と海外取引所の安全性の違いについて確認していきましょう。

国内取引所では一部の取引所で補償制度あり

国内取引所の「bitFlyer」には補償制度があり、預かり資産の合計が円換算で100万円を超える二段階承認登録ユーザーは、500万円を上限に補償が受けられます。

ただし円出金に限られているため、保有するビットコインが不正送金されてしまった場合などは補償対象にはならないこと、二段階認証登録をしているなどの要件があることに注意が必要です。

※参考:メールアドレス・パスワード等の盗取による不正な日本円出金に伴う損害補てん規約

補償

引用元:Coincheckより

また、「Coincheck」では2017年6月に補償制度の導入を発表していますが、まだ調整中で開始されていません(2018年1月現在)。

金融庁が登録制度を導入し、国内取引所では預かり資産の別管理などが義務付けられているものの、補償制度はまだ整っておらず、資産は自己責任で守る必要があるのです。

ただし、国内取引所への円入金などの操作を間違えた場合などはサポートが対応してくれるので、取引所に送金した資金を失う可能性は低いでしょう。

海外取引所では問題が起きても補償されないことが多い

一方、海外取引所の場合、二段階認証や預かり資産の別管理などは実施されているものの、問題が起きても自己責任で、補償されないことがほとんど。

また問題が起きてサポートに連絡をするときは、基本的に英語を使う必要があるため、英語ができないとサポートを受けるのが難しいでしょう。

そのため、海外取引所に仮想通貨を送金する際にアドレスなどを間違えてしまうと、資産を消失する可能性が高いのです。

さらに、海外取引所は金融庁が認可した取引所ではなく、日本の資金決済法の規制対象外であることから、利用者保護や資産の分割管理、システムリスク管理がどの程度行われているか判断できないことも理解しておきましょう。

カネット XXX(表情名入力)カネット

海外取引所は何かあったときの問い合わせが難しいんダ。全部英語で書かないとダメだし、もちろん返信も全部英語だヨ

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

英語って文脈によって意味が変わるから、僕は意味をうまく汲み取れないかも……

取扱通貨の種類

海外取引所の人気が高い理由は、取扱通貨種類の豊富さにあります。ここでは、国内取引所と海外取引所の、取扱通貨種類の違いについて確認していきましょう。

国内取引所は取扱通貨の種類が少ない

CC銘柄

国内取引所はアルトコインの取扱通貨の種類が少なく、一番種類が多い「Coincheck」でも上図の13種類です。また、「Coincheck」ではアルトコインを取引所形式で売買できないため、スプレッドが高いのがデメリット。

「Zaif」「GMOコイン」「bitbank」など、アルトコインを取引所形式で売買できる取引所もありますが、イーサリアム、ネム、リップルなど数種類しか取り扱いがありません。

国内取引所では取扱通貨の種類が少ないうえに、販売所形式でしか売買できないアルトコインが多いのです。

海外取引所はアルトコインの取扱通貨の種類が豊富

一方で海外取引所を利用する最大のメリットは、取扱通貨の種類が豊富であること。

たとえば日本人に人気の「Binance」では、80種類以上の通貨を取り扱っていますし、「BITTREX」なら200種類以上もの通貨を取引できるのです。

そのため、日本では取引できない、これから大きな値上がりが期待できる通貨を求めて、海外取引所を利用する人が増えています。

また、海外取引所では豊富なアルトコインを取引所形式で売買できるのも魅力のひとつ。

取引所形式ならスプレッドも取引手数料も安く済むので、国内取引所を利用するよりも取引コストを抑えられるのです。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

200種類!すごい数があるんだね……

カネット XXX(表情名入力)カネット

その中でも人気があるのは限られてるけどネ。ドージコインとかXPとか、日本人に人気の高い草コインもあるヨ

レバレッジ取引

仮想通貨の取引では、レバレッジ取引ができるのも魅力のひとつ。ここでは、国内取引所と海外取引所のレバレッジ取引の違いについて確認していきましょう。

国内取引所のレバレッジは最大25倍

国内取引所では、仮想通貨のレバレッジ取引が可能で、FX(外国為替証拠金取引)のように少ない元手で大きな資金を動かすことができるのです。

たとえば、レバレッジ5倍の取引所であれば、10万円の証拠金で50万円分(10万円の5倍)の取引ができるので、投資額が少なくても大きな利益を得られる可能性があります。

国内取引所のレバレッジは「GMOコイン」「BITPoint」などで最大25倍、「bitFlyer」は最大15倍、そして「Coincheck」は最大5倍となっています。

ただし、レバレッジが大きくなればなるほど、大きな損失を出す可能性もあるので注意が必要です。

そのため、仮想通貨のレバレッジ取引は初心者には不向きで、ある程度仮想通貨の取引に慣れている方向けの投資方法だと言えるでしょう。

海外取引所のレバレッジは低い

一方で海外の取引所は、レバレッジが低い傾向にあり、「Binance」や「BITTREX」ではレバレッジ取引を扱っていません。そのためレバレッジ取引が目的の場合は、海外取引所で取引するメリットは少ないでしょう。

海外取引所のレバレッジが低い理由は、レバレッジ取引をするための仮想通貨の借入先の違いにあります。

国内取引所では、取引所から通貨を借りて取引をするのに対し、海外取引所では仮想通貨を貸したいと考える個人から借りて取引をするのです。そのため海外取引所では、高いレバレッジをかけるのが難しく、高くても3倍程度に抑えられています。

カネット XXX(表情名入力)カネット

少ないお金で大きい金額を動かしたい人は、国内取引所向きだネ

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

レバレッジって大きな利益を得ることもできるけど、大きい損失を生むこともあるやつよね。私は堅実派だからどっちでもいいかしら

主な海外取引所一覧

最後に、日本人にも人気が高い仮想通貨の海外取引所を2つ紹介します。

Binance(バイナンス)

「Binance(バイナンス)」は中国の仮想通貨取引所で、日本人の利用者が多いのが特徴。80種類以上の通貨を取り扱っており、日本では取り扱いがない通貨を取引できるうえに、手数料が安いことから人気が高まっています。

仮想通貨の取引手数料はすべて0.1%と安く、「Binance」が発行するバイナンスコイン(BNB)を利用すると、0.05%まで下がる仕組みもあります。

また、二段階認証がないとログインできないなど、セキュリティも比較的高い取引所です。

BITTREX(ビットレックス)

「BITTREX(ビットレックス)」は世界最大級の仮想通貨取引所で、本社はアメリカにあります。

最大の特徴は取扱通貨種類の豊富さで、200種類以上もの通貨を取り扱っており、将来の成長が期待できる通貨を求めて多くの人が利用しているのです。

「BITTREX」の取引手数料はすべて0.25%で、海外取引所の中では高いほうですが、国内取引所の販売所と比べれば安くはなっています。

また、二段愛認証などのセキュリティはあるものの、日本語対応はしておらず、サイトはすべて英語表記になっているので、英語ができない人にとってはハードルが高いと感じるかもしれません。

仮想通貨の国内取引所と海外取引所の違いを理解して取引を始めよう!

仮想通貨の国内取引所と海外取引所では、取引のしやすさや手数料、安全性、取扱通貨の種類、レバレッジ取引などに大きな違いがあります。

国内取引所は取引のしやすさや安全性、海外取引所は取扱通貨の種類が豊富なことがメリットであるため、取引の目的によって使い分けるとよいでしょう。

また、それぞれデメリットもあり、とくに海外取引所は問題が起きても対応してもらえないことが多いので注意が必要です。国内取引所と海外取引所の違いを理解して、仮想通貨の取引を始めましょう。