仮想通貨のリスクやデメリットとは?暴落・ハッキングなどの危険性を解説

仮想通貨のリスクやデメリットとは?暴落・ハッキングなどの危険性を解説

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

イヤー!!ビットコインが値下がりしたせいで、私の資産額が大変なことに!!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

そういえばビットコインの価格が、昨日から今日にかけて10%も落ちたんだっけ?モナちゃんビットコインたくさん買ったって言ってたもんねぇ

カネット XXX(表情名入力)カネット

もう時既に遅し感あるんだケド、仮想通貨はデメリットもリスクもあるんだヨ。モナちゃんがまた大変なことになる前に確認しておこウ

「仮想通貨は儲かる」という情報に触れて興味を持った方も多いでしょう。たしかに多くの仮想通貨は数ヶ月スパンで見れば緩やかに価格が上昇しています。しかし、投資である以上は資産を失ってしまうリスクもあるのです

この記事では、投資をはじめる前に知っておくべき仮想通貨のデメリットとリスクについて解説します。

仮想通貨が暴落して損をしてしまう可能性がある

本来の仮想通貨の価値はブロックチェーンという新しい技術を使って、我々の生活をより良くすることにありました。しかし、最近では仮想通貨の技術や将来性よりも、投機的側面ばかりが注目されています。

そのため仮想通貨の投資商品としての魅力があるうちは価格が上昇し続けますが、多くの仮想通貨投資家が撤退すれば価格は暴落するでしょう。つまり仮想通貨投資には、大きな損失が出る可能性もあるのです。

ここでは、仮想通貨が暴落する要因について確認していきましょう。

他国の仮想通貨規制

2018年1月16日に、中国が仮想通貨取引を規制する可能性があると報じられました。これによって翌17日の早朝からビットコインをはじめとした多くの仮想通貨が暴落しています。ビットコインの1BTC=170万円から100万への下落をはじめ、多くの仮想通貨が20~30%程度暴落しました。

過去にも他国の仮想通貨規制によって、大暴落がたびたび引き起こされています。このような他国の規制は、その事情やタイミングがうかがい知れません。そのため、予期せぬタイミングで暴落が起き損失が出るリスクがあるのです。

また、仮想通貨は今でも世界中でその是非が議論されています。ベネズエラのように仮想通貨を全面的に支持している国もありますが、中国をはじめとした多くの国ではある程度の規制が必要であるという論調が強いのです。

もちろん日本でも今後、どのような規制や法律が制定されるかわかりません。それによって仮想通貨の価格が暴落する可能性もあるのです。

取引所のハッキングや仮想通貨盗難による信頼感の低下

2018年1月26日に国内の大手仮想通貨取引所であるコインチェック(CoinCheck)で仮想通貨「XEM」がハッキングされて約5.4億XEM(時価620億円以上)が盗難されました。この事件によって仮想通貨への不信感が広まり、多くの仮想通貨の価格が下落しました。

この事件は、コインチェック社が十分なセキュリティ対策を行っていなかったことが大きな要因とされています。仮想通貨自体にはセキュリティ対策を行うための機能を備わっているのですが、管理する取引所が適切な管理を怠るとこのような事件が発生してしまうのです。

同様の事件は日本国内だけではなく、世界各国の仮想通貨取引所で発生しており、その度に仮想通貨市場全体の下落を引き起こしています。

インフルエンサーが煽って売る抜ける仕手

インフルエンサー(市場に影響を与える有名人や投資家)が特定の仮想通貨の購入を煽ることで価格を高騰させ、そのタイミングで自分だけ売り抜けて利益を得る手法があります。

これは、本来は価値のないものを多くの人に買わせて、煽った人がまんまと儲ける仕手筋(してすじ)と呼ばれる手法です。

仮想通貨投資をはじめるにあたって、「億り人(1億円以上の資産を築く人)」を目指す人はたくさんいます。そのため、現時点では価格が低い「草コイン」へ投資する人も多いはずです。インフルエンサーは、そんな人をターゲットにして仕手筋を仕掛ける可能性があります。

だからこそ、仮想通貨投資をするときには「有名人がオススメしているから」という理由ではなく、その通貨の価値や将来性について自分で精査して購入しましょう。

詐欺ICO

ICOとは、特定の組織や人があらたに仮想通貨を発行して資金調達を行うことです。事業やプロダクトが成功すれば、ICOで発行された仮想通貨の価格が高騰する可能性があるので、多くの仮想通貨投資家が注目しています。

しかし、最近では具体的なビジョンや事業内容がない状態で、ただ資金を集めるだけにICOを行う詐欺も横行しています。

最近ではLABO(ラボ)というICOが、資本金の少なさや主催者の素性から詐欺の可能性を追求されて、予定していたICOのセールを急遽中止するという事件もありました。LABOが本当に詐欺だったのかは不明ですが、ICOで発行される仮想通貨にはリスクがることは理解しておきましょう。

ただし「本当に暴落した理由」はわからない

ここまで紹介してきたとおり、仮想通貨にはさまざまな原因が考えられます。しかし、仮想通貨の価格変動は常に多くの要素が絡み合っており、高騰や暴落の原因を特定するのは非常に困難です。そのため、だれも価格変動を事前に察知することもできません。

だから仮想通貨にはいつでも暴落するリスクがあるということを理解した上で、失っても生活に支障をきたさない余剰資金で投資をしましょう。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

暴落しても『本当の原因』が分からないってことは、それが一時的なものか長期的なものかは誰にもわからないってこと?

カネット XXX(表情名入力)カネット

ウン。数時間で戻る暴落かもしれないし、1年以上かかってやっと値段が戻るものかもしれナイ。仮想通貨の相場はちょっとしたことで大きく動くものだから、誰にもわからないんダ

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

じゃあ私のビットコインが元の値段に戻るかどうかも分からないのね……?胃が痛くなってきたわ……

規制や税制度のデメリット

仮想通貨に関する税制度や規制も仮想通貨取引のデメリットのひとつです。仮想通貨の利益は課税対象になり、一定以上になると確定申告が必要。そのため、税制度をしっかりと理解しておかなくてはなりません。

また仮想通貨取引はトラブルも多いことから、今後は新たな規制が設けられるなど、先行き不安なところもあるのです。このようなデメリットについても、しっかりと理解しておきましょう。

確定申告(税金計算)が面倒

仮想通貨取引によって得た利益は課税対象になります。利益が発生する主なケースは以下のとおりです。

  • 保有している仮想通貨を日本円に替える
  • 保有している仮想通貨で商品を購入する
  • 保有している仮想通貨を別の仮想通貨に替える
  • マイニングによって仮想通貨を得たとき

これらで得た利益は雑所得となり、サラリーマンの場合は20万円、個人事業主の場合は38万円を超えると確定申告が必要になるのです。

仮想通貨取引による税金の計算は複雑。さらに、確定申告の手続きも面倒です。しかし、仮想通貨投資をする上で必要な知識なので理解しておく必要があります。

なお、仮想通貨の利益計算について詳しくは「仮想通貨取引の利益計算はとっても簡単!税金の計算方法も詳しく解説」で説明しています。

法整備が不十分な可能性も

仮想通貨は市場が急激に広まったこともあり、世界各国で法整備が追いついていません。日本は世界に先駆けて法整備を行い、仮想通貨市場が大いに成長しました。その結果、「仮想通貨先進国」とも呼ばれています。

しかし、コインチェックのハッキング事件など、仮想通貨取引によるトラブルも増えています。そのため、まだまだ法整備が十分とは言えず、今後は何らかの規制が設けられる可能性も十分にあるのです。そして、その内容によっては、仮想通貨の価格に大きな影響を与えるかもしれません。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

お金を稼ぎ過ぎたら、きちんと確定申告をしないといけないのね……

カネット XXX(表情名入力)カネット

そうだヨ。学生だからってビタ一文も免除されないから注意してネ!

仮想通貨取引所のリスクとデメリット

仮想通貨取引を行うには、仮想通貨取引所に口座開設をする必要があります。
しかし、この仮想通貨取引所にもリスクやデメリットがあるのです。

取引所がハッキングされるリスク

2018年1月26日にコインチェックがハッキング被害に遭い、ユーザの資産が盗難されました。また2011年6月19日にも、当時国内最大級の仮想通貨取引所だったマウントゴックスがハッキングされ、ビットコインが盗難されるという事件も起こっています。

このようなハッキング被害は国内だけではなく海外でも頻繁に発生しており、ユーザの資産が盗難されるだけではなく、仮想通貨暴落の要因にもなっています。

ハッキング被害をあらかじめ予測することは困難です。しかし、セキュリティ対策が強い取引所や補償制度のある取引所を選ぶなど、リスクを軽減することは可能性です。

取引所が倒産するリスク

仮想通貨取引所が倒産してしまうと、預けている資産を失う可能性があります。実際に韓国のユービットという仮想通貨取引所はハッキング被害によって総資産の17%を失い、2017年12月に倒産しました。

顧客に対してはユービットに預けていた資産残高の75%を返済したうえで、残りの25%は会社資産の売却などを行った後に補填すると発表しています。しかし、会社資産の売却などで十分な返済金を調達できない可能性もあるとされています。

近年、日本の仮想通貨取引所が破産した例はありませんが、今後は倒産する仮想通貨取引所もあるかもしれません。ハッキング被害などによる倒産は予期できませんが、倒産のリスクを下げたい場合には、資本金が多くて経営基盤がしっかりしている仮想通貨取引所を利用しましょう。

サーバ落ちなどで取引不能になるリスク

仮想通貨取引に参入するユーザが増えた影響で、仮想通貨取引所のサーバが重たくなったり落ちてしまったりして、取引不能になる場合もあります。実際、国内の大手仮想通貨取引所であるZaif(ザイフ)やbitFlyer(ビットフライヤー)なども頻繁にサーバ障害が発生しています。

特に取引の大切なタイミングである、暴落や高騰が発生しているときにはアクセスが集中しサーバ落ちのリスクが高まります。そのため、利益を得るチャンスを逃してしまった、損失を抑えられなかったということも起こるのです。

このような問題は各取引所の改善により徐々に解消されていくでしょう。しかし、急遽取引が必要な状況にならないように余裕を持って売買するなど、自分で気をつけることも大切です。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

取引所って銀行みたいに安全できるものだと思ってたけど、そうでもないんだね

カネット XXX(表情名入力)カネット

日本だと2011年のマウントゴックス事件と、2018年のコインチェック事件が有名だネ。どちらも取引所をハッキングされて、大量の仮想通貨を盗まれたんだヨ

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

その後、マウントゴックスは破綻、コインチェックはしばらく営業停止……取引所は銀行みたいに安定した営業をできるわけじゃないのね

取引所以外に保管する場合のリスクとデメリット

上で解説した仮想通貨取引所のリスクを防ぐために、自分が保有している仮想通貨をウォレット(財布)に保管する手段があります。ウォレットに保管しておけば、仮想通貨取引所よりもセキュリティが高くなるからです。しかし、ウォレットにも、以下のリスクがあります。

アカウント紛失のリスク

ウォレットにアクセスするためのアカウントやパスワードを紛失してしまうと、保管した仮想通貨を取り出せなくなります。

自分以外だれもアカウント情報を知らないからこそセキュリティが高いというメリットがあるものの、紛失すると誰にも取り出せないというデメリットもあるのです。

パスワード流出のリスク

ウォレットのアカウント情報を誰かにハッキングされると、保管している仮想通貨を盗難されてしまいます。とくに、生年月日などのわかりやすいパスワードにしていると、ハッキングのリスクが高くなります。

第三者にはわからない、パスワードの設定が大切です。さらに、ウォレットに仮想通貨を保管していることやアカウント情報は誰にも伝えないようにしましょう。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

私が今使ってるパスワードは、英数字の中に自分の誕生日を盛り込んだパスワードなんだけど、変えた方がいいかしら?

カネット XXX(表情名入力)カネット

ウン。意味や規則性のある数字や英語はやめておこうネ!できるだけランダムな英数字を盛り込んだものを使ってほしいナ!

仮想通貨のデメリットとリスクを理解して投資しよう

仮想通貨取引は大きな利益が得られる可能性だけでなく、損失が出るというリスクもあります。その原因となるのが、価格の暴落や取引所のハッキング被害です。

これらのリスクをゼロにすることはできません。しかし、仮想通貨のデメリットを理解して対策をしていれば、損失を最低限に抑えることができます。

インターネット上の噂やうまい話に騙されることなく、この記事で紹介したデメリットを理解した上で、仮想通貨の取引をはじめてみましょう。