仮想通貨の公開鍵と秘密鍵って何が違うの?仕組みや方式を徹底解説!

仮想通貨の公開鍵と秘密鍵って何が違うの?仕組みや方式を徹底解説!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

仮想通貨って暗号みたいなもので管理しているんだよね。

カネット XXX(表情名入力)カネット

そうだヨ。取引を正しく行うには「公開鍵」と「秘密鍵」の二つが必要なんダ

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

たしか、秘密鍵は絶対人に教えちゃだめって聞いたことがあるけど、この二つはどう違うの?

カネット XXX(表情名入力)カネット

じゃあ今回は、公開鍵と秘密鍵の違いを詳しく見ていこうカ!

仮想通貨取引に興味のある人なら、「公開鍵」「秘密鍵」という言葉を聞いたことがあるでしょう。

仮想通貨の取引には「公開鍵暗号」「電子署名」という仕組みがあり、取引が正しく行われるには公開鍵と秘密鍵が必要です。

公開鍵と秘密鍵にはそれぞれ役割があり、とくに秘密鍵は第三者に知られてしまうと、保有している仮想通貨を不正送金されてしまう可能性があります。

そのため、仮想通貨の取引を行うなら、公開鍵と秘密鍵の違いや仕組みについて理解しておくことが大切です。

今回は、仮想通貨の公開鍵と秘密鍵とは何か、そして、この2つの違いや仕組みについても詳しくお伝えします。

公開鍵と秘密鍵の役割

仮想通貨の取引において、公開鍵と秘密鍵にはどのような役割があるのでしょうか。まずは、公開鍵と秘密鍵の役割についてお伝えします。

公開鍵とは

公開鍵とは、公開鍵暗号における第三者に公開する鍵です。公開鍵は秘密鍵と対になっています。

引用元:ビットコイン(Bitcoin)用語集

公開鍵(パブリックキー)とは、仮想通貨を取引するときに第三者に公開する鍵のことで、具体的にはアドレスを生成する役割があります。

アドレスは仮想通貨の取引における口座番号のようなもので、仮想通貨の送金にはアドレスが必要になるのです。

口座番号が第三者に知られても問題がないように、アドレスや公開鍵を第三者に知られても問題はありません。

生成したアドレスを取引相手に伝えて、そのアドレスに送金をしてもらうと、仮想通貨を受け取ることができます。

秘密鍵とは

秘密鍵とは、公開鍵暗号において公開鍵と対になる鍵です。ビットコインにおいては、送金時の取引で署名を行うために必要です。

引用元:ビットコイン(Bitcoin)用語集

一方、秘密鍵(シークレットキー)とは、公開鍵と対になる鍵のことで、具体的にはウォレットの操作や仮想通貨の送金時に署名をする役割があります。

秘密鍵は、アドレスや仮想通貨を保有していることを証明するものであり、公開鍵(アドレス)が口座番号だとすると、秘密鍵は暗証番号のようなものです。

仮想通貨は秘密鍵による署名がないと送金できない仕組みになっていますが、誰かに秘密鍵が知られてしまうと、不正送金されてしまう可能性があります。

そのため、秘密鍵は絶対に第三者に知られないように保管する必要があるのです。

仮想通貨取引所は利用者の秘密鍵を管理している

自分でウォレットを作成せず、保有している仮想通貨を取引所に預けたままにしている場合は、公開鍵や秘密鍵を意識する機会は少ないかもしれません。

利用者の秘密鍵は取引所が管理しているので、利用者は取引所のIDとパスワードを管理しておけば、秘密鍵を意識することなく取引ができるからです。

取引所に仮想通貨を預けておけば、秘密鍵を管理する必要はありませんが、リスクもあります。

もし、取引所がハッキングされて秘密鍵が知られてしまうと、預けてある仮想通貨は不正送金されて、取り戻すのが難しくなってしまうのです。

このような取引所リスクを回避するためには、自分で作成したウォレットで仮想通貨を保管し、秘密鍵は自分で管理する必要があります。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

公開鍵が口座番号、秘密鍵が暗証番号みたいなものってわけか~。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

銀行口座の暗証番号が誰かにバレたら大変なのと一緒で、秘密鍵が知られると仮想通貨が盗まれる可能性が高いのね。

カネット XXX(表情名入力)カネット

その通リ!だから、秘密鍵の管理にはくれぐれも注意してネ!

仮想通貨の送金の仕組み

仮想通貨の送金には公開鍵と秘密鍵が必要であることが確認できましたが、どのような仕組みになっているのでしょうか。次に、仮想通貨の送金の仕組みについてお伝えします。

公開鍵暗号(受け手)

仮想通貨の送金の受け手は、「公開鍵暗号」という仕組みを使います。

公開鍵暗号では公開鍵と秘密鍵の2つを用意し、公開鍵を使って暗号化されたデータ(アドレス)を生成して、取引相手にこのアドレスに送金をするように依頼をします。

そして、送金を受けたら、秘密鍵を使ってデータを復号(データを元に戻すこと)し、仮想通貨を受け取るのです。

アドレスが第三者に知られても、データの復号に必要な秘密鍵は受け手しか持っていないので、第三者には解読できないのです。

そのため、秘密鍵を管理しておけば、自分あてに送金された仮想通貨が第三者に盗まれることはなく、安心して取引ができるのです。

電子署名(送り手)

一方、仮想通貨の送金の送り手は、「電子署名」という仕組みを使います。

電子署名も公開鍵と秘密鍵の2つを用意しますが、公開鍵暗号とは逆に、秘密鍵を使って暗号化されたデータ(送金データ)を生成します。

そして、「暗号化されたデータ」「復号に必要な公開鍵」を一緒に送るのです。

この方式では、データと公開鍵を一緒に送るので誰でも復号できてしまいますが、この送金データは単なる取引記録に過ぎないため、誰に見られても問題ありません。

むしろ、間違いなく送り手が作成したデータであることがわかるので、仮想通貨の取引をチェックしているマイナーが正しい取引だと判断できるのです。

秘密鍵の所有者だけが送金できる

この電子署名は、秘密鍵の所有者だけが送金できる仕組みになっています。

つまり、秘密鍵を第三者に知られない限りは、保有している仮想通貨を不正送金されることはないのです。

先ほども触れたように、仮想通貨取引所のウォレットを使用している場合は、秘密鍵は取引所が管理しており、利用者は秘密鍵を知ることはできません。

しかし、自分で作成したウォレットの場合は、秘密鍵を知られないように自分で管理する必要があります。

仮想通貨の取引は自己責任であるため、秘密鍵を知られて不正送金されてしまうと取り戻すのは難しいので、秘密鍵の管理には十分に注意してください。

秘密鍵を管理するときの注意点については、後ほど詳しく説明します。

カネット XXX(表情名入力)カネット

秘密鍵の管理に気を付けなければいけないのはもちろんだけど、「復元パスフレーズ」の管理にも十分注意しよウ!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

ふくげん・ぱすふれーず?何それ?

復元パスフレーズとは

仮想通貨をウォレットで管理するときに、秘密鍵と同じくらい大切なのが「復元パスフレーズ」です。ここでは、復元パスフレーズについて確認していきましょう。

復元パスフレーズの役割

復元パスフレーズとは、ウォレットを復元できるパスワードのこと。

パソコンやスマートフォンの故障などでウォレットが使えなくなっても、復元パスフレーズがあれば、管理していた仮想通貨を含めてウォレットを復元できるのです。

パソコンやスマートフォンでウォレットを使用していると、端末が故障することがありますが、復元パスフレーズがあれば安心です。

また、複数のウォレットを作成している場合も、復元パスフレーズによって、すべて復元できます。

中には復元パスフレーズがないウォレットもありますが、仮想通貨を安全に保管するためには、できるだけ復元パスフレーズ機能があるウォレットを選ぶとよいでしょう。

復元パスフレーズはウォレットの作成時に表示されるので、誰にも知られないように、安全な場所に保管することが大切です。

復元パスフレーズは再発行できないので、紛失しないように注意してください。

復元パスフレーズを知られてはいけない

秘密鍵と同じく、復元パスフレーズも第三者に知られてはいけません。

保管している仮想通貨を含めてウォレットを復元できてしまうので、復元パスフレーズを知られてしまうと、ウォレットから仮想通貨を盗まれてしまうのです。

仮想通貨をウォレットで管理をするなら、秘密鍵と復元パスフレーズは誰にも知られてはいけないことを覚えておきましょう。

管理するときの注意点については、事項で詳しく説明します。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

ウォレットが万が一故障した時に、元通りにできるのが復元パスフレーズなのね。大事な仮想通貨を守るものでもあるけど、逆に盗まれる原因にもなるってことなんだ…

カネット XXX(表情名入力)カネット

だから、秘密鍵と同じく厳重に管理しないといけないんダ。じゃあ続いて、管理するときの注意点を見ていこうカ

秘密鍵と復元パスフレーズを管理するときの注意点

ウォレットの秘密鍵と復元パスフレーズは、どのように管理すればよいのでしょうか。最後に、秘密鍵と復元パスフレーズを管理するときの注意点についてお伝えします。

誰にも教えない

ウォレットの秘密鍵と復元パスフレーズは、どんなに親しい友人であっても絶対に教えてはいけません。

秘密鍵や復元パスフレーズを第三者に教えるのは、保有している仮想通貨を「盗んでください」と言っているのと同じです。

それに、教えた相手は盗むつもりがなくても、教えた相手からさらに他の第三者に流出してしまう可能性もあるのです。

友人にウォレットの作成方法を教えてもらう機会があるかもしれませんが、秘密鍵と復元パスフレーズだけは知られないように注意しましょう。

スクリーンショットをパソコンに保存しない

秘密鍵と復元パスフレーズを覚えておくために、スクリーンショットをパソコンのファイルやデスクトップなどに保存している人もいるでしょう。

しかし、そのパソコンがインターネットに接続されていると、パソコンがハッキングされて秘密鍵や復元パスフレーズが盗まれる可能性があります。

また、パソコンが壊れてしまうと、パソコン内のスクリーンショットを確認できなくなるかもしれません。

スクリーンショットをパソコンに保存するのは簡単ですが、オンラインの場合は盗まれる可能性があり、パソコンが壊れて確認できなくなる恐れもあるので、やめたほうがよいでしょう。

オフラインで保存をする

ウォレットの秘密鍵と復元パスフレーズは、オフラインで保存をするのが基本です。

スクリーンショットを保存するなら、USBや外付けハードディスクを使い、パソコンには接続しない状態で保存するとよいでしょう。

また、印刷したものを金庫に保管する方法もありますが、紛失や盗難リスクもあるので、注意して保管する必要があります。

いずれにせよ、秘密鍵と復元パスフレーズは、ハッキングを避けるためにオフラインで保存し、保存場所を忘れないように注意してください。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

仮想通貨はインターネットを使ってやり取りするものだからこそ、世界中から24時間狙われている可能性があるってことだね。大切な資産は自分でしっかり守らないと!

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

秘密鍵と復元パスフレーズは誰にも教えない!オフラインで保管して、保管場所にも気をつける!これが鉄則なのね。

安全に仮想通貨を取引できるように、秘密鍵と復元パスフレーズの管理をしよう!

仮想通貨の取引には公開鍵暗号と電子署名という仕組みがあり、取引が正しく行われるためには公開鍵と秘密鍵が必要です。

仮想通貨を送金するときは秘密鍵を使って署名をするので、仮想通貨をハッキングから守るためには、秘密鍵を第三者に知られないように注意しなくてはなりません。

また、ウォレットの復元パスフレーズがあれば、パソコンの故障などでウォレットが使えなくなっても復元できますが、第三者に知られてしまうと仮想通貨を盗まれる可能性があります。

仮想通貨の取引は基本的に自己責任です。安全に仮想通貨の取引ができるように、秘密鍵と復元パスフレーズの管理をしましょう。