仮想通貨のマイニング(採掘)とは?仕組みや報酬、やり方を解説します!

仮想通貨のマイニング(採掘)とは?仕組みや報酬、やり方を解説します!

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

仮想通貨って発行している人がいないのよね?ってことは誰かから買ったり売ったりする以外には手に入らないのかな?

カネット XXX(表情名入力)カネット

そうとは限らないヨ。新しく仮想通貨を採掘する「マイニング」という方法もあるンダ。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

採掘?仮想通貨ってどこかに埋まってるの?どこどこ?

カネット XXX(表情名入力)カネット

実際に埋まっているわけではなくテ、発行の過程が採掘に似ていることからマイニングと呼ばれているンダ。今日はマイニングについて詳しく見てイコウカ!

仮想通貨に興味のある人であれば、「マイニング」という言葉を聞いたことがあるはずです。

仮想通貨のマイニング(採掘)とは、仮想通貨の取引データを1つのブロックにまとめ、そのブロックを一括して承認する作業のことを指します。

マイニングを行うマイナー(採掘者)は、マイニングの報酬として仮想通貨を受け取ります。

マイナーは不正な取引がないかを確認して承認を行っており、仮想通貨を安全に運用するために、マイニングは欠かせない仕組みなのです。

今回は、仮想通貨のマイニングとは何か、そして、マイニングの仕組みについても詳しく解説します。

仮想通貨のマイニングとは?

まずは、仮想通貨のマイニングとは何か、そして、ブロックチェーンの仕組みについて確認していきましょう。

マイニングとは

採掘(マイニング)とは新たなブロックを生成し、その報酬としてビットコインを手に入れる行為のことです。2016年7月現在は12.5BTCが報酬としてもらえます。

引用元:ビットコイン用語集

仮想通貨のマイニング(採掘)とは、仮想通貨の取引データを1つのブロックにまとめ、そのブロックを一括して承認する作業のことです。

仮想通貨のネットワークに参加し、ブロックを承認する人のことをマイナー(採掘者)と呼びます。

ビットコインをはじめとする仮想通貨は、中央管理者が存在しないブロックチェーン技術を採用しています。

不特定多数のマイナーがブロックチェーンのネットワークに参加し、取引データを承認することで、仮想通貨は運用されているのです。

マイナーは報酬として仮想通貨を手に入れることができ、マイナーの多くは事業としてマイニングに参加しています。

マイナーに支払われる仮想通貨は新規発行されるため、通貨を掘り当てるという意味でマイニングと呼ばれるのです。

ブロックチェーンの仕組み

マイニングについて詳しく確認する前に、ブロックチェーンの基本的な仕組みを確認しておきましょう。

ブロックチェーンは分散型台帳とも言われる技術で、取引データを複数のコンピューターで相互管理するのが特徴です。

ブロックチェーン技術を採用すると、大量のデータを処理するために大型のサーバーを用意する必要がないので、コストが大幅に削減できるメリットがあります。

基本的には誰でもネットワークに参加でき、取引データの承認を行えます。

取引データは公開されているので、誰でも見ることができますが、取引データは暗号化されており、暗号化されたデータから元データを割り出すのは難しいのです。

また、複数のコンピューターにまったく同じデータが保存されているので、不正や改ざんが行われてもすぐに判明します。

仮想通貨において、マイニングはネットワークに参加して取引を承認する役割があります。

ブロックチェーンは中央管理者が存在しなくても、ネットワークの参加者によって運用できるので、仮想通貨は特定の国に依存しない民主的な通貨なのです。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

お金って普通、どこかの国とか機関が管理しているからこそ、不正や改ざんなく管理できているんだけど、仮想通貨は中央管理者がいないんだよね。

カネット XXX(表情名入力)カネット

それなのに健全に運営できるのは、みんなで取引内容に不正や間違いがないか確認し、承認し合っているからこそナンダ。その承認作業がマイニングだヨ。

仮想通貨のマイニングの役割

次に、仮想通貨のマイニングの役割を2つ紹介します。

取引データの承認作業

マイニングには、仮想通貨の取引データを承認する役割があります。

ネットワークに参加しているマイナーが、複数の取引データを1つのブロックにまとめて承認し、直前のブロックにつなぐことで取引が成立します。

マイナーは承認作業のために膨大な計算を行い、ブロックをつなぐための鍵を見つけているのです。

ブロックチェーンには基本的に中央管理者はいませんが、マイニングに参加するマイナーがいるおかげで、仮想通貨の送金、受金などの取引が成立します。

仮想通貨の不正や改ざんが困難な仕組みは、マイニングを行うマイナーが支えているのです。

仮想通貨の新規発行

マイニングには、仮想通貨を新規発行する役割もあります。

マイニングはボランティアで行われているわけではなく、成功すれば報酬として仮想通貨が支払われます。

たとえば、ビットコインの場合、10分ごとにブロックの生成が行われ、マイニングに成功したマイナーには、報酬として12.5ビットコインが支払われるのです。

発行上限枚数に達するまでは、マイニングに対する報酬として新規発行されるため、マイニングを「仮想通貨を掘る」と表現することがあります。

ビットコインは、2141年にすべての通貨が掘り尽くされる予定ですが、その後どうなるかは不明です。

いずれにせよ、誰かが承認作業をしないと取引が成立しないため、手数料収入だけでペイできるような仕組みに変わっていくのかもしれません。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

たしかに、ご褒美がないと難しい計算を解く気にはならないもんなぁ。一番に成功した人が仮想通貨をもらえるからこそ、みんな必死でマイニングをするんだね。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

ご褒美のビットコインを目指して競い合う…確かに採掘に似ているわね。10分ごとに12.5BTCももらえるチャンスがあるなら、魅力的かも~~。

仮想通貨のマイニングの仕組み

仮想通貨のマイニングは、具体的にどのようなことをするのでしょうか。続いて、マイニングの仕組みについて確認していきましょう。

ブロックをつなぐノンス値を見つける

仮想通貨の取引データを1つにまとめたブロックを承認し、直前のブロックにつなげるには、規則にのっとった鍵を見つける必要があります。

ビットコインは、「SHA256」というハッシュ関数が採用されています。

個々の取引データはハッシュ関数にかけられ、規則性のない一定の長さの文字列(ハッシュ値)に置き換えられます。

ハッシュ関数にかけると、大きなサイズのデータも、同じ桁数のまったく異なる文字列に置き換えることができるのです。

たとえば、「ビットコイン」をハッシュ関数(SHA256)にかけると、

b89ae3280372363341c1acef577b58d1e5b7df65a3775c7c8f1788aef9a04b66

という64桁のハッシュ値に置き換えられます。(※参考「SHA256ハッシュ生成ツール」

新たにブロックを追加するときは、「直前のブロックのハッシュ値+今回のブロックに含まれる全取引データ+任意の文字列(ノンス値)」をハッシュ関数にかけます。

そして、マイニングでは、ハッシュ値の最初の16桁がすべて0になるノンス値を見つけなくてはなりません。

膨大な計算を行う必要がありますが、意味のある計算をしているわけではなく、最初の16桁が0になるノンス値を見つけるだけです。

報酬として仮想通貨が支払われる

ビットコインのマイニングは、10分ごとに世界中のマイナーが参加してレース形式で行われます。

最初にノンス値を見つけたマイナーが勝者となり、報酬としてビットコインがもらえるのです。これを「掘り当てる」と表現します。

そして、2番目以降の人が、1番目に見つけたノンス値が正しいかを検証することで、正式なブロックと認められます。

ビットコインの場合、勝者には12.5ビットコインが与えられます(2018年7月現在)。この報酬を目当てに、多くの業者がマイニングに参加しているのです。

マイニングは個人でも行うことが可能性であるものの、コストの割にリターンは期待できません。

大きな資本をもつ「マイニング業者」が、処理能力の高いコンピューターを使い、高額な電気代を支払いながら行っているのが実情です。

投資資金を回収しなくてはならず、コンピューターの発熱を冷却する必要もあるため、寒い国や電気代が安い国を選んでマイニングを行っています。

手数料が高いデータが優先される

仮想通貨の取引データには手数料が含まれていますが、マイニングでは、手数料の高いデータが優先的にブロックに取り込まれます。

手数料もマイナーの報酬になるため、少しでも報酬を増やすために、マイナーは手数料が高いデータを優先して承認するのです。

取引量が増えたときなどは、手数料が低い取引データは、承認に時間がかかることもあります。

そのため、取引データを早く承認してもらいたい場合は、手数料を高く設定するとよいでしょう。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

報酬の高いものほど優先的に処理されるってことなのね。でも、マイニングって難しい暗号の問題なんでしょう?そんなのどうやって解くの?

カネット XXX(表情名入力)カネット

確かにマイニングは暗号問題ではあるんだけど、実際に人が頭を使って解くわけではナイヨ。高性能のコンピュータと、それを動かすパワーがあればマイニングできル。必要なものを見てみよウ。

マイニングに必要なもの

ここでは、仮想通貨のマイニングを行うために必要なものを紹介します。

高性能のコンピューター

ビットコインの創成期には個人PCでマイニングを行うことも可能でしたが現在では専用のハードウェア(ASIC機)を何千台も束にしたファーム(工場)と呼ばれる組織でもないとほぼ採掘することは出来ません。

引用元:ビットコイン(Bitcoin)用語集

ビットコインのマイニングを行うには、高性能のコンピューターが必要です。

仮想通貨を取引する人が多くなかったときは、個人PCでマイニングをすることもできました。

しかし、仮想通貨の取引量が急激に増加したことに伴い、マイニングに参加する業者も増えたのです。

マイニングには膨大な計算が必要ですが、意味のある計算をしているわけではないので、個人のコンピューターでもノンス値を見つけられる可能性はあります。

しかし、短時間で大量の計算を処理できるほうが、マイニングに成功する可能性が高いため、高性能のコンピューターを大量に所有しているマイニング業者が有利なのです。

電気代

ビットコインのマイニングに使用するコンピューターは、24時間365日膨大な計算を処理します。

コンピューターの発熱を冷却する必要があるので、高額の電気代がかかるのです。

事業としてマイニングを行う場合、数千台規模のコンピューターを使うこともあるため、必要な電気代はかなり大きな金額になります。

中には、マイニングにかかる電気代を優遇している国もあるため、マイニング業者は、電気代が低い国や、コンピューターを冷却する必要がない寒い国を選んで事業展開しています。

カネット XXX(表情名入力)カネット

マイニングは自分で計算するわけではなくって、コンピュータが総当たり的に正解の数字を見つける作業なんダ。ただ、その数があまりに膨大だから、電気代がすっごくかかるンダヨ。

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

じゃあ、個人でマイニングして報酬をもらうなんて相当無謀ってことなんだね…。楽してビットコインをゲットできると思ってたのに…。

カネット XXX(表情名入力)カネット

ビットコインに関しては個人ではほとんど不可能だネ。ただ、アルトコインならできないことはないヨ。

個人でもマイニングができる方法

最後に、個人でもマイニングができる方法を紹介します。

ビットコインのマイニングは難しい

先ほども触れたように、ビットコインのマイニングを個人で行って報酬を得るのは難しくなっています。

ビットコインの場合、2017年に取引量が急増したことで、マイニングに参加する事業者も増えたからです。

マイニング業者は多額の投資を行い、高性能のコンピューターを何台も使ってマイニングを行っています。

また、マイニングにはコンピューターを用意する初期投資に加え、24時間365日稼働することにより電気代もかかります。

資金がない個人がビットコインのマイニングで報酬を得ようとしても、投資額を上回る報酬を得るのは難しいのです。

アルトコインのマイニング

個人で仮想通貨のマイニングをするなら、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)を検討するのが現実的です。

多くのマイニング業者が参加しているビットコインに比べると、アルトコインのマイニングは個人でも報酬を得られる可能性があります。

マイナーゲート

引用元:MINERGATE

「マイナーゲート」はアルトコインのマイニングができるソフトで、イーサリアム、ライトコインなどのアルトコインに対応しています。

マイニング専用のパソコンを用意して、マイナーゲートをダウンロードすれば、アルトコインのマイニングが始められます。

英語のサイトなので、英語が苦手な人は難しいかもしれませんが、興味がある人はチャレンジしてみるとよいでしょう。

クラウドマイニング

クラウドマイニングは、自分で機器を用意してマイニングを行うのではなく、マイニング業者に投資をして配当をもらう方法です。

自分で機器を用意する必要がなく、少額から始められるので、個人でも取り組みやすいメリットがあります。

たとえば、ジェネシス・マイニング(Genesis Mining)は、クラウドマイニングを行っている代表的なマイニング業者の一つです。

公式サイトにアクセスして個人情報を登録し、どの通貨のマイニングを行うかを選択して投資額を支払うだけで、簡単にマイニングが始められます。

ジェネシス・マイニングは日本語にも対応しているので、英語が苦手な人でも操作しやすいでしょう。

クラウドマイニングは個人が手軽にマイニングを始められる方法ですが、投資資金を持ち逃げされるリスクもあります。

そのため、失っても生活に支障がない余剰資金で行うことが大切です。

モナちゃん XXX(表情名入力)モナちゃん

みんなでお金を出し合ってマイニングに参加する方法もあるのね。宝くじ感覚で投資してみるのもアリかな!?

カネット XXX(表情名入力)カネット

ただ、ほとんどが英語のサイトだったりするから、リスクも大きいのは確かダヨ。よく調べずに投資したり、生活費をつぎ込んだりするのは絶対にやめヨウ!

マイニングの仕組みや役割を理解して、仮想通貨の取引をしよう!

仮想通貨のマイニングは「取引データの承認」と「仮想通貨の新規発行」の、2つの役割を果たしています。

一般の利用者が仮想通貨の取引ができるのは、マイニングを行うマイナーが承認作業を行っているからです。

また、マイニングは、取引データの不正や改ざんを防ぐために欠かせない、重要な仕組みでもあります。

仮想通貨の取引にも役立つので、マイニングの仕組みを理解しておきましょう。