仮想通貨投資に役立つローソク足チャートとは?見方や分析方法を徹底解説!

仮想通貨投資に役立つローソク足チャートとは?見方や分析方法を徹底解説!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

ラインチャートはギザギザしたやつなのはわかったけれど、この、赤色と青色の棒って一体何なの?

カネット XXX(表情名入力)カネット

それはローソク足チャートだネ。ギザギザしたラインチャートは初心者向けで情報量が少ないけれど、ローソク足からは色々な情報を読み取れるんダ!コツさえ掴めば見方は簡単だカラ早速見てみようカ!

新しい投資先として脚光を浴びつつある仮想通貨は、株式投資や​FX​投資(外国為替証拠金取引)などの、いわば先輩格の投資手法からさまざまなノウハウを引き継いで、現在急速にその仕組みを整えつつあります。

どんな投資でも重要なことは、現在の相場がどのように動いていて、今後の値動きがどうなるかを分析して推測すること。その中で有望だと判断した銘柄に投資するわけです。

その分析~推測の手段として、投資家なら誰でも必ず活用するのが「チャート」です。

チャートとは簡単に言うと相場の推移表のことで、仮想通貨の取引を始めるとチャートの分析は毎日の日課になることでしょう。

仮想通貨のチャ-トにはいくつかの種類があり、その中から用途に応じて使い分けることになりますが、ここでは​1​つのグラフで同時に多くの情報を分析できる「ローソク足チャート」について紹介します。

ローソク足チャートの仕組み

ローソク足チャートの一例(Zaif取引所から)

引用元:Zaif取引所

ローソク足チャートは日本で考案されたチャートで、名前の通り見た目がローソクに似ているのでこの名称で呼ばれています。

FX​で投資をする場合には、このチャートを見て分析できることが必須条件となりますが、仮想通貨の取引でも、相場の流れを見るためには欠かせないデータの一つです。

相場の流れだけではなく、今後の値動きを予測する時にも重宝するローソク足チャートですが、チャートの中では複雑なタイプに入るので、まずは基本的な仕組みから確認しましょう。

基本的な仕組み

まずはチャートの見方から理解しましょう。

ローソク足チャートでは、左から右に向かって色々な長さの棒状の物が、赤と青に色分けされて並んでいます。この棒状の物​1​本を「ローソク足」と呼びます。

ローソク足の​1​本分は設定によって表示を変えることができ、通常はどのチャートでも​1​分~​1​時間~​1​日~​1​ヶ月などのスパンから選択できます。

つまり​1​日のスパンを選択すると、​1​本のローソク足が​1​日分の値動きを表すことになるのです。

これを「日足(ひあし)」と呼びます。他にもスパンごとに「週足(しゅうあし)」や「月足(つきあし)」などの呼び方を覚えておくと良いでしょう。

チャート全体はこのローソク足が順番に並んで、折れ線グラフのように現在までの値動きを表しています。

ローソク足チャートでは、過去から現在までの相場の上下動と、ある一定期間の値動きとを同時に確認できるわけです。

チャートによっては「移動平均線」などのデータも同時に表示される場合があるので、さまざまなチャートを確認して見方に慣れておいてください。

4​つの値で構成される「ローソク足」

ローソク足から値動きを分析するには、ローソク足が意味することを読み取る必要があります。最初にローソク足の構成から見てみましょう。

ローソク足の一例(Zaif取引所から)

引用元:Zaif取引所

赤や青で表示されるローソク本体は「実体」または「柱」と呼ばれます。また実体から上に伸びている細い直線を「上ヒゲ」、下に伸びている直線を「下ヒゲ」と呼びます。

1​本のローソク足は、基本的に​4​つの値を表しています。さらにローソクの色によって、相場が上昇基調にあるのか下降基調にあるのかが分かるようになっています。

【ローソク足が表す​4​つの値(日足の場合)】
・始値(はじめね)→​ ​その日の最初の取引で成立した値段
・終値(おわりね)→​ ​その日の最後の取引で成立した値段
・高値(たかね)​ ​→​ ​その日の取引の中で最も高かった値段
・安値(やすね)​ ​→​ ​その日の取引の中で最も安かった値段

【ローソク足が表す相場の基調】
・陽線(ようせん)→​ ​取引の始値よりも終値が高い場合で、通常は青色や白ヌキのローソク足​で表します。陽線が続いていると相場は上昇基調だと判断できます。
・陰線(いんせん)→​ ​取引の始値よりも終値が安い場合で、通常は赤色や黒ヌリのローソク足で表します。陰線が続いていると相場は下降基調だと判断できます。

ローソク足チャートの見方

基本的なローソク足の構成が分かったところで、今度はローソク足チャートの見方を確認しましょう。

まずローソクの上下に伸びているヒゲですが、この上端は最高値を表し、下端は最安値を表しています。つまりヒゲの上端と下端との間で値が動いたということです。

例えば日足に表示設定して確認すると、​1​日の間にヒゲの上端から下端まで値が動いたことが分かります。

そして実体の長さと色を見れば、その日の取引がどの値段から始まって、どこまで上下したのかが分かります。

実体とヒゲ全体の長さが長いほど、その日の取引で大きく値が動いたということが言えます。

このようにローソク足の​1​本​1​本から、相場の動きを把握できるのがローソク足チャートの優れた点ですが、このチャートは複数のローソク足を組み合わせて見ることで、さらに多くの情報を読み取ることができるのです。

カネット XXX(表情名入力)カネット

ラインチャートだと終値しかわからないけれど、ローソク足ではその時間の相場の動きを把握できるんダ!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

へぇ~こんな棒っきれにそんなに情報が詰まってるんだね!ローソク足チャート……恐るべし!

ローソク足チャートの活用法

ローソク足​1​本の基本的な見方は分かりましたが、実は同じ​1​本のローソク足でも、活用のしかたによってはさらに多くの情報が引き出せます。

しかも本来チャートとは左から右へと、時間軸を追いかけて相場を分析するもの。

ローソク足チャートも同様で、連続する複数のローソク足を総合的に分析して、今までの相場の流れや今後の展開を推測できるのです。

ここではローソク足チャートを使った相場の分析を紹介しますが、こうした分析法には実にさまざまな種類があり、詳細まではとても紹介しきれません。

詳しい分析法は、​FX​関係のサイトやブログが数多くとり上げているので、参考にしてみると良いでしょう。

​1​本のローソク足から読み取れること

1​本のローソク足は設定によって時間足や日足など、さまざまなスパンで表示できることは説明しましたが、その​1​本のローソク足の形によって、はっきりとした値動きがつかめるとは限りません。

例えば日足で上記のような陽線になった場合、素直に上昇基調だと判断して良いのでしょうか?

もっと細かく見てみると、実際の値動きが青線のようだったとすると、今後値上がりする可能性があります。 しかし赤線のような動きの結果表示されたローソク足だったとすると、今後は下落する危険性があるのです。

こうした細かい値動きを観察するには、表示のスパンを短めに設定しないと正確な情報がつかめません。

ローソク足チャートを活用する時は、なるべくスパンを固定せずに、長期的なスパンと短時間でのスパンを総合的に分析して、今後の相場を推測するようにしてください。

ヒゲの長さによる値動き予想

1​本のローソク足から相場の動きを予想する時に、上下のヒゲの長さに注目してみましょう。 ヒゲが短い場合は、相場の変動が小さかったことを意味します。

逆にヒゲが長い場合には大きな相場の変動が読み取れますが、上ヒゲが長いか下ヒゲが長いかで今後の推測は違ってきます。

簡単に言うと上ヒゲが長い場合は、そのスパンで相場が上昇した分のほとんどが下落したことを表しています。ここから再度上昇するというのは難しいケースです。

逆に下ヒゲが長い場合は、下落した分のほとんどを取り戻して上昇したことになり、ここから下がって行く可能性は低いと言えます。

つまりローソク足の上下のヒゲどちらかが長い場合は、長い方の反対側に相場が動きやすいと言えるのです。

ただしローソク足の実体が陽線か陰線かによっても流れは変わるので、ヒゲの長さはあくまでも参考程度に考えておいた方が良いでしょう。

ローソク足​1​本の実体の長さ、ヒゲの長さ、そのヒゲの上下の長さの関係などから、FX​投資では​10​種類程度の特定のパターンを見つけ出します。

まるで占いのようですが、これも長年の観察の積み重ねから生まれた分析法なので、仮想通貨でもチャートの見方に慣れてきたら参考にしてみると良いでしょう。

複数のローソク足から相場を分析

無限にありそうなローソク足のパターンにも、長期的に相場を観察すると見えてくる独特のパターンがあります。

通常は前後数本のローソク足を​1​つのセットにして、そのパターンの形から今後の上昇や下落などが推測できるのです。

経験豊富な​FX​の投資家などは、相場全体のトレンド(値動きの傾向)をチェックしながら、その中から独特のローソク足パターンを見つけ出し、相場が反転するタイミングを狙っています。

ローソク足を図解 ローソク足を図解2

さらに長期的なローソク足の流れを追って、その決まったパターンから今後のトレンドを予測する方法もありますが、投資のプロによって独自の理論があるため、参考にするとかえって迷いが深まると思います。

仮想通貨の投資を始めてしばらくの間は、ローソク足​1​本が表す意味を充分に理解して、毎日さまざまなスパンでの値動きをチェックすると良いでしょう。

同時にローソク足チャート全体での相場の流れも、必ずチェックするようにしてください。

カネット XXX(表情名入力)カネット

連続したローソクの流れからチャートを読むのは難しいから、まずはローソク足をひとつずつ、パッと読めるようになろウ!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

ローソク本体の端が始値・終値、細い線がその時間に起きた値動きだね。ローソク1つ1つが持っている意味は比較的シンプルで分かりやすいね!

ローソク足チャートのメリットとデメリット

仮想通貨のチャートはローソク足チャートも含めて、​FX​での投資手法を手本にして組み立てられています。

FX​の方は実体のある通貨で、仮想通貨はバーチャルな通貨だという違いはありますが、基本的にチャートによる相場の分析はほとんど同じと考えて良いでしょう。

国内外で多くの投資家が使っているローソク足チャートですが、では他のチャートと比較しても優れたチャートだと言えるのでしょうか?

ローソク足チャートのメリット

相場の値動きに関する情報を、最も詳しくしかも分かりやすく表示してくれるのは、やはりここまで説明してきたローソク足チャートでしょう。

投資を始めたばかりの人でも、知りたい情報がビジュアル的に確認できるので、比較的早く投資の流れや重要なタイミングをつかむことができます。

またチャートの使い方に慣れてくると、さまざまなパターンを読み取りながら、的確な投資のタイミングを見つけられるようにもなるでしょう。

チャートの機能によっては、トレンドラインや移動平均線なども同時に使って、さらに詳細な分析も可能になります。

ザイフチャート

引用元:Zaif取引所

国内の取引所の取引画面でも、チャートを表示するとさまざまな機能を使って自分で分析できる、高機能チャートが導入されています。

表示設定を自由に切り替えたり、トレンドラインを書き込むことまでできるので、これだけでも大変重宝します。

仮想通貨の投資で成功するためには、ローソク足チャートを使いこなせるようになることが、必須条件だと言っても良いでしょう。

ローソク足チャートのデメリット

多機能で便利なだけに、表示が分かりづらいという評価も一部ではありますが、使っている内に慣れてくるので問題はないでしょう。

あえてデメリットとして挙げるとすれば、少し初歩的な手法からは外れてしまうのですが、今後の相場を予測するタイミングが、ラインチャートなどと比べて微妙に遅れる可能性があることです。

チャートでは一定期間の値動きを直線で結んで、トレンドラインというものを形成します。

このラインによって投資家は売買のタイミングを予測するのですが、ローソク足チャートの場合は実際の取引価格以外にも、ヒゲなどの情報を加味してラインを引くことになります。

この点でシンプルなラインチャートなどに比べると手間がかかり、しかもラインを引く位置がちょっと後ろにずれるようで、売買のタイミングに反応する時間がわずかに遅れる可能性があるのです。

しかし相当に投資で経験を積んだ人以外なら、こうしたデメリットを打ち消してしまうほど、ローソク足チャートは便利で役に立つツールであることは間違いありません。

カネット XXX(表情名入力)カネット

ローソク足は投資慣れしている人にとっては必須のチャートだヨ。サトシくんも慣れればかなり便利に活用できるはずサ!

サトシくん XXX(表情名入力)サトシくん

僕はまだ数秒単位で取引をどうこうってレベルじゃないから、メリットしか無いかも?よーし、がんばってローソク足チャートをマスターするぞー!

ローソク足チャートを投資に役立てよう

一見すると複雑で難しそうなローソク足チャートですが、仕組みそのものは意外にシンプルで理解しやすいものでした。

仮想通貨の取引では、過去から現在に至るまでの相場の流れも重要ですが、それ以上に重要なのが売買するタイミングを見逃さないこと。

そのタイミングを的確に把握するためには、日々の取引の流れを注視する必要があります。 そこで最も頼りになるツールがローソク足チャートです。

ローソク足チャートなら仮想通貨の取引に必要な情報を、さまざまな角度から分析して投資に役立てることができます。

しかも他のデータをあちこちから集める手間もかからずに、このチャート​1​つで豊富なデータが手に入るのです。

ここでは基本的なローソク足チャートの見方にポイントを絞って説明しましたが、毎日このチャートをどんどん試してみて、使い方に慣れてしまってください。

そしてさらにハイレベルな分析法を身につけて、大切な資産を仮想通貨で有効に活用しましょう。